フレキガス栓?ねじガス栓?意外と知らないガス栓の選び方

皆さんはガス器具やガスの配管工事をする際にガス栓をどのような基準で選んでいますか?選び方を間違えると器具が正常に作動しなかったり、さらには思わぬ大事故に繋がることも…。

今回はガス栓の種類とその選び方について説明していこうと思います。ベストパーツオンラインショップ

ガス栓の種類について

ガス栓は都市ガス・LPガス問わず、大きく下記の3つに分類されます。

・ねじガス栓

・可とう管ガス栓

・ヒューズガス栓

上記の3つはそれぞれ設置する場所や、配管方法が異なります。さらにそれぞれの用途や配管方法についてまとめていきます。

ねじガス栓

ガス器具関連の工事をする方なら誰もが聞いたことのあるガス栓の名称だと思いますが、実はその名称や用途について間違えた認識の方も結構いらっしゃるかと思われます。

最初に言っておきますと、ねじガス栓はねじで接続するガス栓という意味ではありません!後述の可とう管ガス栓やヒューズガス栓もねじで接続するガス栓です。

では、ねじガス栓とはどのようなガス栓のことを指すのかと言いますと、メーター入口に使うガス栓や、配管系統に使う中間ガス栓のことを指す名称です。

その為、抵抗が低くガスの流量が多く流れる構造になっており、ガス器具側に使ってしまうとエラーが出たり、事故に繋がる恐れがあります。

ねじガス栓に対する配管材としては、ガスフレキシブル管白ガス管が使われるケースが多く見られます。一部例外はありますが、ねじガス栓のほとんどは黒いつまみの色に統一されています。

可とう管ガス栓

可とう管ガス栓はその名の通り、ガス可とう管(金属可とう管・強化ホース)を使って配管するガス栓のことを指し、フレキガス栓と言うことも多いです。用途としてはガス器具直近で使用します。

都市ガス用可とう管ガス栓ガス器具側で使用するガス栓の為、不必要に多くガスが流れないように抵抗の強いガス栓になっており、メーター側で使用してしまうと流量が不足し機器が正常に作動しなくなる恐れがあります。

形状が前述のねじガス栓と似ているため、誤設置が以前は多く見られました。その為、平成20年10月以降製造分からLPガス用に限り、各メーカーでつまみの色が水色に統一されてます。ただし形状が明らかにねじガス栓と異なるものはその限りではありません。

またガス器具に直接接続できる機器接続ガス栓というガス栓もありますが、これも分類上は可とう管ガス栓に分類されます。

機器接続ガス栓

機器に直接接続できるので余計な継手や配管材を使わずに済み、ねじの接続部が少なくなるのでガス漏れのリスクを軽減できるメリットがあります。

また、ビルトインコンロに直接接続できる外ねじタイプもラインナップが増えてきています。

LPガス用外ねじフレキガス栓

機器接続ガス栓は形状がねじガス栓とは明らかに異なるため、LPガス用もつまみの色は水色には統一されていません。

③ヒューズガス栓

ヒューズガス栓はガスコンロやガス炊飯器などにガスホースやガスコードで接続するガス栓で、ガスのユーザー様も普段触ることの多いガス栓です。

LPガス用ヒューズガス栓ユーザー様が直接触れる頻度が高いガス栓なので、ガス漏れ防止の為の機構が備わっています。

その中でも最もポピュラーなのがON・OFF式という機構で、ガス栓も回してもONの位置につまみが来ないとガスが流れない仕組みになっています。その為、万が一、つまみが中間開閉の状態で放置されていてもガスが流出する心配はありません。

また、ガスホースやガスコードが抜けてしまっても、過流出防止機構が作動し、ガス漏れを防止します。このヒューズガス栓にはガスコンセントも分類されます。

壁埋込型ガスコンセントガスコンセントにガスコードを接続し、そしてガスファンヒーターを冬のシーズン中だけ使用して、シーズン以外は取外して収納しているご家庭も多いかと思われます。

このようにガスのユーザー様が手に触れる機会が多いガス栓はヒューズガス栓であることが多いのです。

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佐藤優光

佐藤優光

2014年入社。温水暖房と断熱保温のサブ担当を経て、2016年より燃料配管をメインに担当。1990年生まれ。ベストパーツオンラインの燃料配管の商品ページ作成も担当してます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。
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