「防気カバー」で屋内コンセント・スイッチからの隙間風を防ぐ

電化製品の普及により、住宅におけるコンセントやスイッチの割合は増えています。一方で高気密・高断熱住宅が増えていることから、外気の侵入をできる限り防がなくてはなりません。今回は、コンセントやスイッチからの隙間風を防ぐ「防気カバー」をご紹介いたします。

※この記事は2019年2月28日に公開した記事ですが、修正し2020年10月29日に再度公開しました。

隙間風が入る原因は換気システムによる負圧

最近よく耳にするZEH(ゼロエネルギーハウス)に関わらず、すべての建築物に常時換気ができる設備の設置が義務づけられています。一方で給気口から自然に給気し排気を機械換気によって強制的に行う第三種換気の場合、高気密住宅では部屋が換気設備によって多少減圧されるので、隙間からも空気が侵入することがあります。

外気の侵入を約90%も防ぐ「防気カバー」

防気カバーを「コンセント」「スイッチ」裏にはめ込むことで、外気の侵入を約90%防ぎ室内の快適な空気を逃がしません。後付けも可能なので、既存で取付されているものを対策することも可能です。なお、既存のコンセントに取付する場合は、必ずブレーカーを落としてから行ってください。

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品 番 用途 基準価
WV24919 1連用 ¥65
WV24929 2連用 ¥130
WV24939 3連用 ¥260

給気口のない部屋には特に設置をオススメします

給気口から自然に給気し、排気を機械換気によって強制的に行う第3種換気システムを採用する住宅の場合、排気が機械換気のため、給気口を全室に設ける必要があります。しかし、「1時間当たり0.5回以上の換気量」が確保できていれば、奥まった部屋には給気口が設けられていない場合が稀にあります。その部屋に限っては、照明、「コンセント」「スイッチ」から冬場は冷気、夏場は熱気が屋内に侵入し、快適性が損なわれてしまいます。最近の住宅は、ダウンライト、コンセント、そしてスイッチがいたるところに設置されていますので、隙間風もたくさん入ってくることが容易に想像できます。そのような環境が予測される住宅には、この「防気カバー」を設置して頂く事をオススメします。

まとめ

第三種換気の場合、部屋が換気設備によって多少減圧されるので、隙間から空気が侵入することがあります。換気扇のある部屋はもちろんのこと、奥まった部屋で給気口がない場合は特に対策が必要です。この「防気カバー」を使用することで、隙間風を防ぐと同時に湿気による室内の腐食を防ぐことができるため、住宅を長く綺麗に保つことにも繋がります。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。
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