あなたの知らない【ハイブリッドテストポンプ】の活用法

工具の電動化が当たり前となった今でも、水圧試験に使用するテストポンプは手動が主。手動式は自分で圧力計を見ながら段階的に加圧でき、電動式はモーター運転となっているため急速な加圧に適しています。本稿では、電動ドリルドライバーを使って急速に加圧し、低い圧力で異常が見られなければ、徐々に手動レバーを操作して所定の試験圧まで上げられる「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」をご紹介します。

電動ドリルドライバーで高速送水・急速加圧

「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」は、手動+電動のハイブリッド式。例えば、配管に水を満たして圧力をかける場合、まずは所定試験圧の2分の1程度(0.05~0.098MPa)の低い圧力まで電動ドリルドライバーを差し込んで急速加圧して異常がないか確認します。この商品を使えば、この工程にかかる時間を大幅に削減することができます。その後、自分で圧力計を見ながら手動レバーを使って徐々に規定圧力まで昇圧することができます。

配管長が長い現場の水圧試験に最適

「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」は1台から翌々日出荷です。

「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」は、電動時の吐出水量が3.5ℓ/minですので、一般的な電動式テストポンプと変わりません。その為、集合物件や公共施設など、給水給湯配管の全長が長くなるような現場での水圧試験にオススメです。満水後は手動で加圧ができるので調整がしやすく、手動での送水もできるので1台2役としても使用することができます。ただし、インパクトドライバーを使用すると六角ビットのシャフトやテストポンプのパーツが破損する恐れがあるので、インパクトが効かないモードに切り替えて使用しなければならない点に注意が必要です。

品番 付属品 基準価格
TP50B フィルタ付きニップル、六角ビット、潤滑オイル、取扱説明書 ¥49,800

大容量のタンク付きなのに質量はわずか5.5kg

「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」は、10.5ℓタンクが一体型になっています。大容量のタンクが付いていながらも、一般的な手動式並みの質量しかありませんので持ち運びも容易です。しかし、専用の収納ケースがないので、収納の際は圧力計やその他パーツなどの破損がないように注意が必要です。

上向き配置のエア抜きバルブで操作がしやすい

エア抜きバルブが上向きに配置されているので操作がしやすいです。

エア抜きバルブが正面に配置されており、尚且つ上向きになっているので、回しやすいとご評価をいただいております。レバーを上下しても手が当たらない設計になっているので、手動で加圧するときも操作がしやすくなっています。

まとめ

水圧試験に使用するテストポンプは、大きく分けて電動式と手動式があります。手動式は圧力計を確認しながら段階的な加圧が可能なメリットがあり、電動式はスピーディーな加圧ができるメリットがあります。「ハイブリッドテストポンプ(品番:TP50B)」は手動+電動のハイブリッドなので1台2役として使用でき、それに加え電動ドリルドライバーで高速送水を行うので、現場での電源確保の必要がありません。これからテストポンプのご購入を検討されている方は是非ご検討ください。

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