FRP防水を傷つけない機器設置台

こんにちは!設置固定バイヤーの佐々木克仁です。

今回は「コンクリート製の機器設置台は、運搬中に角が欠けたり、設置時にマンションのベランダ(バルコニー)防水を傷つけてしまう恐れがあり代替品を探してほしい」というご要望に対して回答させていただきます。

ボルトレールがとても便利な「スライドベース」

エアコン、エコキュート、エコワンの室外機やエネファームFCユニットなどの据付に、最も多く採用されている「スライドベース」。コンクリート用型枠にあらかじめボルトレールをはめ込んで製造するのがミソ。ボルトレールの範囲内でM10またはW3/8ボルトナットをスライドさせ、機器取付足寸法に合わせて固定します。

「タイガーベース」や「ベースマン」など、製造メーカーによって呼び名は様々。ベストパーツが扱うスライドベースは、タイガーベースと同じコンクリート型枠を使用して製造しています。なぜなら、機器設置台の元祖であり、長年トップシェアを誇るタイガーベースは、巣、表面美観、レールつぶれ、フランジ、傾斜、欠け、底の不良要因を完全にコントロールできているからです。

ちなみに、ベスト―パーツではM8レールの型枠も所有しています。機器の取付ボルトがM8の給湯器や貯湯槽の設置に使いたい方は、ぜひおっしゃってください!

スライドベース SL-350 全長350mmのタイプ

コンクリート2次製品ゆえの弱点

品質が高いうえ、サイズラインナップも300mmから1,000mmと豊富で超ロングセラーのスライドベースですが、コンクリート2次製品ですから運搬中に欠けが発生する可能性があります。

もちろん、丁寧に扱って頂ければ全く問題ないのですが、現実的には何人もの手を経て現場に到着しますので、途中で落としたり、ぶつけたりする可能性が考えられます。

欠けによる耐震性能の低下はありませんから安心してお使いいただきたいのですが、問題はマンションベランダ(バルコニー)設置の場合。ベランダ防水の方法はいろいろありますが、プラスチック製塗料、防水塗料+トップコート、そしてFRP防水が多く、硬いコンクリート製のスライドブロックの角をぶつけると防水が切れてしまう恐れがあります。

樹脂の外皮をまとった「リサイクロック」

因幡電機産業社が製造する「リサイクロック」は、本体(コンクリート)の外皮に樹脂を使用していますので、万が一ぶつけても本体と相手素材を傷つけません。また、底面にゴムシートが張ってあるので、滑りやすいベランダのトップコートやFRP防水などの塗膜防水処理でも安心して使用できます。

さらに本体に「エココンクリート」、外皮に「リサイクル樹脂」を使用しているので、環境に配慮した製品に仕上がっています。

ラインナップは、400㎜、500㎜、600㎜の3パターンしかありませんが、マンションのベランダ設置だけ考えれば十分ではないでしょうか。

価格がスライドベースの1.5倍程度と安くありませんが、コンクリートむき出しを嫌う方もお見えになるのでお施主様にご紹介してみてはいかがでしょうか。

リサイクロック CR-W1040BN W3/8ボルトタイプ

まとめ

スライドベースをはじめとするコンクリート製の設置台は、ヒートポンプにとどまらず様々な機器を設置できるよう長さ300mm~1,000mmまでと豊富なラインナップがあります。

一方で、コンクリート2次製品ゆえにマンションのベランダ(バルコニー)やビルの屋上などの防水処理層を傷つける恐れがある現場には「リサイクロック」をご提案してみてください。。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関わる小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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