賃貸住宅やオフィスの小型湯沸器を入替える時、分岐水栓も交換しましょう。

給湯器が設置しにくい公営住宅とUR賃貸住宅の台所や、オフィスの給湯室において、ガスや電気の小型湯沸器を入替える仕事があると思います。2009年4月以降は、長期使用製品安全点検制度に基づき既存コンロの直上から移設しなければならないので給水配管の変更が伴います。この際、分岐水栓と単水栓も入替えてあげたいですよね。

分岐水栓とはこんな部材

皆様は数えきれないほど取付されてきたと思いますが、改めて”分岐水栓”について整理します。

分岐水栓は、既存の給水栓に直接ねじ込んで使用するクロス分岐バルブです。分岐水栓のツバ付きPJ1/2ねじを給水栓のRp1/2にねじ込んでから単水栓を取付けてください。一般的な分岐バルブとは違い、単水栓の真後ろの狭いスペースでも操作がしやすいように、細長いハンドルが垂直方向についていることが特徴です。

正面はねじ込み量の調整がしやすいPJ1/2、左右の分岐口はG1/2のおねじを切っています。「分岐水栓(水抜き付)(品番:SKV-13N)」※図面は分岐口をPJ1/2と誤っていますので、後日修正いたします。

一般地用と寒冷地用の違い

一般的な水栓と同様に水抜きバルブの有無で一般地用と寒冷地用に分かれています。一般地用は分岐方向と180°逆側にキャップナットが付いていますが、寒冷地用はそこに水抜きキャップナットが付いています。

一般地では「分岐水栓(一般地用)(品番: SKV-13)」をお使いください。湯沸器に加えて食洗器にも分岐する場合は、キャップナットを外して使用してください。

寒冷地では、「分岐水栓(寒冷地用) (品番:SKV-13N)」をご使用ください。こちらも水抜きキャップナットを外せば2方に分岐できますが、凍結防止処理を別途施す必要があります。

選定については、少しでも凍結の心配がある場合は水抜きバルブ付きの”寒冷地用”をチョイスしていただく事をオススメいたします。万が一凍結した場合、一般地用では水抜きができない恐れがある為です。国交省が定める次世代省エネルギー基準での地域区分や、空気調和・衛生工学会のデータ、または実際の経験をもとにご判断いただければと思います。

日本の多くの地域が”凍結の恐れあり”となっていますが、分岐水栓は屋内設置なので現場状況に応じて対策してください。

機能やデザイン性に優れた商品も選べる

SKVシリーズはアクリルハンドルが”昭和”なほっこりデザインですが、もう少しモダンに仕上げたいという場合は、TSKVシリーズがオススメです!

分岐水栓(一般地用) TSKV-13D

分岐水栓(寒冷地用) TSKV-13DN

ボディ部を研磨仕上げにしたことで、ステンレスのシンクなどにも違和感なく溶け込ませることができます。また、ハンドルもヨーロッパのラジエーターパネルのサーモハンドルを模した、非常にスマートなデザインを採用しておりますので、リノベーション物件等にもおススメです。

さらに魅力なのが、”ノンリフト式”のハンドル軸を採用していることです!!ハンドルが上下しないので、水や汚れによる経年劣化での固着を防ぎ、長く安定して使用していただく事が可能です。(ちなみに、SKVシリーズは前述の図面に表記の通りリフト幅は5mmです)

まとめ

ガスや電気の小型湯沸器を入替える場合、長期使用製品安全点検制度に基づき既存コンロの直上から移設しなければならないので、給水配管の変更が伴います。この際、湯沸器と一緒に分岐水栓単水栓も一緒に交換すれば、雰囲気をガラリと変えることができます。

ベストパーツOnlineでは、従来型の分岐水栓(SKVシリーズ)に加えて、機能性とデザイン性が融合したまったく新しい分岐水栓(TSKVシリーズ)も当日出荷でラインナップしています。湯沸器入替工事の際は、ぜひい都度お使いいただきたい部材です。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関する小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせていただきます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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