超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズのアイキャッチ

コンパクト&省エネ!イトミックの『小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ』

複数場所で同時にお湯を使う場合は給湯器を設置するのが一般的ですが、洗面所やトイレ、オフィスの給湯室など、決まった場所で使うのみであれば設置費用が安くスペースを取らない電気瞬間湯沸器を設置するという選択肢もあります。本稿では、業務用電気給湯システムのパイオニア、日本イトミック社の「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ」をご紹介します。

必要な時に必要な分だけお湯を作るから省エネ

電気瞬間湯沸器は、機器内の水管(加熱部)を通った水を大容量のヒーターで瞬間的に沸かしてお湯にする仕組みとなっています。このため湯切れの心配がなく、貯湯式の電気温水器と異なりお湯を溜める必要もないため、コンパクトなものが多いことが特徴です。また、必要な時に必要な分を沸かし上げるためお湯を保温しておく必要もなく、無駄な電力消費を抑えます。

瞬間式湯沸器のしくみのイメージ画像

図1:電気瞬間湯沸器の仕組み

コンパクト&省エネ!イトミックのEIXシリーズ

「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ(品番:EIX-250Ⅽ0)」は主に公共施設などの洗面所やオフィスの給湯室などでの手洗い用途に特化した壁掛タイプの電気瞬間湯沸器です。実際に女性の手のひらに乗るほどの極小サイズなので、洗面台下の狭いスペースにもすっぽり収まり、邪魔になりません。また、給水・給湯配管接続口はG1/2おねじとなっているので、ステンレスフレキ管を直接つなげることができます。

ベストパーツオンラインで取り扱っているのはシリーズでも最もヒーター容量の大きなモデルで、給湯温度は最大45℃まで対応可能。37℃出湯時(工場出荷時のおすすめ使用温度、給水温度15℃の場合)は約3.0L/分のお湯を供給できるので、オフィスでの軽い洗い物にも対応できます。

EIX-250C0の実寸

「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ(品番:EIX-250C0)」は1台からご注文承ります。

品番 定格 標準電源 ヒーター容量 設定温度範囲
EIX-250C0 2.9号 単相200V 5.0kW 20~45℃

多機能設定パネルで制御らくらく

「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ」の本体中心に配置された操作パネル表示部では、①設定温度 ②給湯温度 ③給水温度 ④流量が表示でき、このうち①は1℃刻みで設定の変更が可能です。各種表示の切替えおよび設定温度は簡単なボタン操作で行えます。また、機器の運転・通電状態をランプ表示で、流量が加熱能力を上回った場合(=十分な能力を発揮できない場合)は表示部にて点滅表示でお知らせするので、容易に状況の把握・対処ができます。

なお、電源ボタン長押しですべての操作を無効にするスイッチロック機能を搭載していますので、教育施設や高齢者施設などに設置した時に気がかりな誤操作やいたずらへの対策も万全です。

ムラのない湯温を保つ「FFB制御」

FBB制御のイメージ

図2:FFB制御のイメージ

従来の瞬間式電気湯沸器は、「フィードバック制御」という温度制御が一般的でした。このタイプは機器内部の給湯側にのみ温度センサーがあり、給湯側で温度の変化を検知した時にはじめて加熱量を調整します。急に流量が変化した場合、機器内の水温が下がってからやっと加熱量を増やすため、調整してから設定湯温で出湯するまでに途中でお湯がぬるくなるなどの不便が生じていました。

これに対して「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ」では、給湯側の温度センサーに加え、給水側に温度センサーと流量センサーを設置して水温と流量の変化を感知する「FFB制御」を搭載。より素早く正確に加熱量に補正をかけ、設定湯温を安定的に保てるようになりました。

安全性能・省エネにも妥協なし

前述の通り、電気瞬間湯沸器は必要な時に必要な分を沸かし上げる仕組みなので待機電力を最小限に抑えられます。加えてEIXシリーズには、連続出湯時間が任意の設定時間(3~30分の範囲で設定可能)を超えた際にヒーターへの通電を停止する「連続出湯制限機能」を搭載。機器本体への負担と無駄な電力消費を低減します。

安全性能面においては、異常高圧発生時に圧力を逃がす安全弁を予め内蔵するほか、ウォーターハンマー現象による負荷を軽減する「圧力緩和機構」、故障によって異常高圧が発生した際に本体電源をオフにする「圧力スイッチ」など、もしもに備えた安全対策も十分に備えています。

まとめ

日本イトミック社の「超小型電気瞬間湯沸器 EIXシリーズ」は、女性の手のひらに乗るほどのコンパクトな本体に快適かつ安全にお湯を使う工夫がギュッと詰まっています。公共施設やオフィスの手洗い場でお湯を使いたいというご要望がありましたら、ご提案してみてはいかがでしょうか。

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