配管に巣食う不快な害虫をブロック!『ムシハイレンジャー®G』シリーズ
2024.11.27
不動産メディア「幸せおうち計画」を運営するAZWAYによる「家にゴキブリが出たことがあるか」についての調査によると、家にゴキブリが出たことがある人は85.4%という結果が出ています。(筆者の家の中にも現れた経験があります。。。)彼らの侵入経路は様々ありますが、屋外の電線用ボックスを経由して壁の中に入ってくることも考えられます。最悪の場合ボックスに巣を作って繁殖の場になることも想定されます。そこで本稿では虫が通りそうな場所や巣を作る恐れのある場所にあらかじめコーティングする忌避剤『ムシハイレンジャー®G』シリーズをご紹介します。
目次
害虫が巣を作ると最悪の場合火災が起きることも
彼らが屋内に入ってきた時の嫌悪感ももちろんですが、電気製品などに潜入し漏電や接触不良等による停電や火災の被害が出る恐れがあります。そうならないためにも、屋外の電線用ボックスなど、巣となりうる箇所にあらかじめ対策を講じておく必要があります。
『ムシハイレンジャー®G』シリーズ
未来工業社の『ムシハイレンジャー®G』シリーズは忌避効果のある薬剤によって害虫の定着を阻止します。スプレータイプ、ペンタイプ、テープタイプが出ており、ベストパーツオンラインではペンタイプのみをラインナップしています。
性能試験もバッチリ
スプレータイプを使用した性能試験も実施されています。
- 配管にボックスおよび分岐を接続し、逃亡防止の処理を施したバット(1m×1m)内中央に設置。
- ボックスにふたをして、チャバネゴキブリ100匹(オス / メス = 50 / 50)を放つ。
- バット内に餌と水を置き、室内は暗室(約25℃)に放置し、1週間後の定着状況を確認したところ、配管にムシハイレンジャーを塗布しておいた側のボックスにはチャバネゴキブリが定着しないことが確認できた。
推測値ではありますが、10年間効力が維持されるほか、経口毒性データは食塩と同等の安全性を有しています。
目で見て確認できる!塗る「ペンタイプ」
『ムシハイレンジャー®G』ペンタイプ(商品コード:MMH-GPN)は配線が集中するプルボックスなどの内側に塗っておくことで虫の営巣を防止できます。塗工色が黄色で塗り忘れや塗りムラが目で見てわかるので隅々まで塗工できます。プラスチックや紙、ゴム、金属など様々な材質に使用可能で、1本でPETフィルム約3.6㎡以上に塗工できる大容量モデルです。フィルム等に塗って切り貼りして使用することでマーカーが届かないような奥まった場所にも効果を出せます。
商品コード | 色 | 規格 |
MMH-GPN | 黄 | アルコール系インキ |
まとめ
本稿では虫が通りそうな場所や巣を作る恐れのある場所にあらかじめコーティングする忌避剤『ムシハイレンジャー®G』シリーズをご紹介しました。約10年間、万が一の事故を防ぐことにもつながりますので、お施主様に実際に見える部分ではありませんが対策を講じておくことをおすすめします。
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寺島 佳希
業務部所属。皆様の施工のお役に立てるような部材をご紹介します。
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