配管の固定や空調機器の架台など、施工現場で必ず必要となるのが「支持台」です。さまざまな金具と組み合わせやすい「ダクターベース」、「アンカーベース」は配管支持工事において非常に使い勝手の良い支持台です。このブログでは、2つの商品の特長とラインナップについてご紹介いたします。

ダクターベース・アンカーベースとは？

「ダクターベース」は、コンクリートベースと金属レールが一体化した多目的支持ブロックです。「アンカーベース」は、コンクリートベースの中心部にインサートが埋め込まれています。どちらも主に、以下のような用途で活用されています。

• 空調機器・冷媒管などの配管支持
• 屋上での配管ルートの確保
• 太陽光関連設備の固定ベース
• ケーブルラックの架台　など

ダクターレールの一番の特徴は、上部に溝形鋼（溶融亜鉛メッキレール）を備えており、配管バンドや支持金具との親和性が非常に高いことです。ベース自体がしっかりとした重量を持っているため、アンカー工事を必要としない仮設・常設のどちらでも使用可能です。アンカーベースも、中心部のW3/8ネジのインサートにより、様々は配管支持金具と組み合わせることが可能です。

施工現場で選ばれる理由

1. 豊富なサイズ展開とレール仕様

長さ・高さが豊富に揃っており、現場条件に合わせて選定が可能です。ダクターベースはどぶ付メッキレール仕様なので、ダクタークリップ、ダクターベース用機器設置部材と組み合わせて屋外露出配管の支持に対応します。

2. 安定した支持・寒冷地での使用も可能

ベース部分はコンクリート製で自重があり安定感抜群。アンカー固定ができない現場に最適です。また、凍結防止剤入り（AE剤）なので寒冷地でも割れに強く、使用可能です。

3. 省施工・工期短縮に貢献

穴あけ・アンカー打ち・レベル出しといった作業工程を大幅に削減するため、作業時間の短縮・人件費の抑制にもつながります。

ダクターベースのラインナップ

ベストパーツオンラインでは、すべてのサイズを当日出荷で対応しております。急な工事の変更や『手配し忘れた！』といったトラブルにも迅速に商品をお届けし、現場作業の滞りを防ぎます。

ダクターベースは1本単位で当日出荷対応いたします。

インサート内蔵のアンカーベース

「アンカーベース」は本体中心部にW3/8インサート（ダクロメッキ）を埋め込んでいるコンクリートベースです。ターボ羽子板やハヤウマとの組み合わせにより、配管を支持します。例えばターボ羽子板を使用する場合、羽子板の長さを変えることで容易に勾配を付けることもできます。

AB-130、AB-150は1個から当日出荷対応いたします。

まとめ

次の現場で「支持台、どうする？」と悩んだときには、ぜひベストパーツオンラインで取り扱いのあるコンクリート製の「ダクターベース」や「アンカーベース」を思い出してください。迅速な手配で、急な現場変更や資材不足にも対応いたします！