壁面に室外機をしっかり固定できる「壁面用ブラケット」。本記事では、2025年モデルで仕様が追加された壁面用ブラケットの変更点をお知らせします。

仕様変更の背景

従来の壁面用ブラケットは「アンカーピッチが合わず追加加工が必要」「アンカーが打ちづらい」といった声が現場から寄せられていました。メーカーの日晴金属はこれを受け、アンカー穴を追加してピッチを最適化し、基礎上部とブラケット間の距離を確保し、他メーカーとアンカーピッチを揃えることで選定しやすさを高め、なおかつアンカーを打ちやすく改良し、お客様の声にお応えしました。

変更ポイント：アンカー穴を追加し、ピッチが2パターンに拡張

新仕様ではブラケット脚部に追加のアンカー穴が設けられました。従来はピッチが1種類だったため、現場に合わせてアンカー位置を再調整したり、場合によってはブラケット側で小加工が必要でした。新モデルでは「120 mm」と「160 mm」の2パターンが標準で備わっています。

壁面固定寸法に120mmピッチのアンカー穴が追加されました。

アンカーの打ちやすさが改善され、調整の手間がなくなることで、取付けが最短1工程減り、1台あたり約5〜10分の工期短縮が期待できます。また、メーカーの日晴金属では荷重試験も実施し、120mmピッチも安全率を考慮した最低試験荷重1568N（160kgf）をクリア。製品の強度と安全性能に問題ないことが確認されています。

【壁面用ブラケット】ラインナップ

ベストパーツオンラインでは材質およびサイズが異なる3種類の壁面用ブラケットをラインナップしております。C-BZFGおよびC-BZFG-Lは、2025 年 9 月頃までに順次切り替え予定となっております（メーカー在庫状況により前後いたします）。

壁面固定ブラケットは1台から当日出荷いたします。室外機固定寸法は任意の幅で調整が可能です。

まとめ

2025年の壁面用ブラケット仕様変更では「アンカーピッチ追加」により、幅広い下地・住宅構造にフィットしやすくなりました。施工者にとっては加工レスで時短、施主にとっては強固で安心という双方のメリットが得られます。切替え時期は順次自然切り替えとなっております。ベストパーツオンラインでは、3種類の壁面用ブラケットを当日出荷で取り扱っております。ぜひご利用ください！