エアコン室内機が壁の強度不足でつけられないときは「タテ桟」を使いましょう

なぜこの商品が「タテ桟(たてさん)」と呼ぶのか?私が業界に入った2016年には、既に説明できる先輩がいらっしゃいませんでした。ただ、製品の形状から察するに、発売当初は瓦屋根の桟木を利用してエアコン室内機を固定したのではないでしょうか。(推測ですみません)

連成計

意外と使える「タテ桟」

本来、土壁や砂壁等で取付用のビスが打ち込めない和風建築においてエアコンの室内機を設置する場合、廻り縁と鴨居を利用するための部材が「タテ桟」。ですから、住宅の洋風化の波に流され販売量は減少の一途をたどっていました。ところが最近、天井裏や床下にエアコン室内機を設置する仕様の住宅が増えてきたため、壁際に限らず任意の位置に設置できるから意外と使えると言われる機会が増えてきました。

本稿では、改めて「タテ桟」の施工方法を確認し、皆様に上手に活用していただけることを目的としています。

強度のある間柱や廻り縁に固定する「タテ桟」

和風建築において、和室の 壁を漆喰、珪藻土、プラスター、土壁、砂壁で仕上げている場合、壁の呼吸を最大限生かすためにエアコンの室内機を壁に押し付けることは避けたいものです。また、洋風建築であっても木造であれば、間柱や胴縁の位置が室内機のバックハンガー固定位置と合わない場合があります。

たて桟は、壁側に室内機のバックハンガーを固定できる間柱、胴縁、または裏補強のない現場にエアコン室内機を取付ける際に使用します。

タテ桟 C-TSG 取付寸法は320~630mmで調整できます!

品 番 取付寸法 タッピングビス 価格
C-TSG 320~630mm (4×25)8本、(3.5×8)6本 ¥730

タッピングネジはこちらでも販売しております→べストパーツOnlineの各種タッピングビスはこちら

現場に応じて様々な箇所に固定できる

取付方法はカンタンです。室内機の上下320mm~630mmの範囲で強度が保てる箇所に、付属のビスで「タテ桟(品番:C-TSG)」を固定してから、室内機のバックハンガーを固定するという方法です。

廻り縁と鴨居に固定するパターン

廻り縁から吊り下げて固定するパターン

桟固定部はビスが打ちやすいよう工夫されている

「タテ桟(品番:C-TSG)」の上下のビス穴がある部分を桟固定部と言います。実は、ココがポイントで、廻り縁等の上方に固定しやすいよう緩やかな曲面を描いているのです。

まとめ

エアコンの室内機が、壁の強度不足などで固定できない時は、廻り縁や鴨居に「タテ桟(品番:C-TSG)」を使って固定するのが基本的な使い方です。最近では、桟固定部が局面になっていて壁面のみならず任意の場所に吊り固定することもできる特徴を生かして床下や天井での室内機固定に応用される方もいらっしゃいます。

ただ、「タテ桟」が室内機の上下にはみ出てしまい美観が良いとは言えない点が痛い部材です。嫌いじゃなければ塗装をかけてドレスアップすることもオススメです。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれで、2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具を担当しています。
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