φ40コアドリルは設備業者様の声から誕生

給水給湯配管に用いられることが多い「架橋ポリエチレン管13A（10mm保温）」の外径はφ38mm。しかし、これまでのラインナップではφ38の次がφ45だったため、多くの施工業者様は開口径φ45mmに通管してから配管パテ等を多めに使って穴埋めしていました。本稿では、きっと皆さまに「ちょうどいいサイズだね」とご評価いただける「φ40コアドリル」をご紹介します。

ウッディングコアシリーズのφ40

「ウッディングコアドリル」シリーズは、ストレート軸、SDS軸、カッターの多数サイズを、1本から当日出荷対応しております。

木材など、比較的やわらかい材質に対して開口する場合は、この「ウッディングコアドリル」が便利です。戸建の給水給湯配管工事やガス配管工事には必須の穴あけ工具といえます。なお、厚い木材を開口する場合は「ガルバウッドコアドリル」をご使用下さい。

ドライモンドコアシリーズのφ40

「ドライモンドコアドリル（乾式）」シリーズは、ストレート軸、SDS軸、カッターの多数サイズを、1本から当日出荷対応しております。

コンクリートなどの比較的固い材質に対して開口する頻度が高い現場では、「ドライモンドコアドリル（乾式）」を選定しましょう。たとえ木造住宅であっても基礎への開口作業にはこのシリーズが必要になります。

ガルバウッドコアシリーズのφ40

「ガルバウッドコアドリル」シリーズは、ストレート軸、SDS軸、カッターの多数サイズを、1本から当日出荷対応しております。φ40はカッターのみ当日出荷です。

ガルバリウム鋼板を代表とする金属系サイディングボードには、この「ガルバウッドコアドリル」がオススメです。硬さは「ドライモンドコアドリル（乾式）」と「ウッディングコアドリル」のちょうど中間くらいに位置します。130mmまでの厚い木材も一発貫通ができるので、これまでウッディングコアを中心にお使いいただいていた施工業者様も徐々にガルバウッドコアに移行しつつあります。

まとめ

2022年6月、ベストパーツオンラインでは「ウッディングコア」、「ドライモンドコア」、「ガルバウッドコア」の3シリーズにおいてφ40サイズのコアドリルを在庫し、当日出荷対応といたしました。これまで外径φ38mmの「架橋ポリエチレン管13A（10mm保温）」に最適なサイズのコアドリルがなく、ひと回り以上大きいφ45コアドリルで穿孔してから多めの配管パテで穴埋めしていた施工業者様に、きっと喜んでいただける商品です。是非、ご利用ください。

※本記事は2022年6月15日に公開しましたが、修正を加えて2025年12月10日に再度公開しました。