日晴金属「クーラーキャッチャー」の防雪屋根を一新

日晴金属は「クーラーキャッチャー」シリーズの防雪屋根を一新します。現行品完売後の自然切替を予定しており間もなく実施されます。施工方法や材質に変更はありませんが、今まで5機種あった防雪屋根が3機種に統合することにより、在庫負担が減り、架台の選定もシンプルになります。本稿では、防雪屋根の仕様変更について詳しくお知らせいたします。

同寸法の防雪屋根を統合。ハシラ孔の形状変更で劇的改善。

従来、「C-RZGC-RZJ」、「C-RZG-LC-RZJ-L」、この両者の防雪屋根のサイズは同じでした。しかし、架台の組立方法の違いから、ボルトの取付位置が異なり、適合する防雪屋根も2機種用意する必要がありました。そこで今回の仕様変更では、屋根のハシラのボルト形状を斜めの長穴に変えることで、同サイズの屋根2機種が統合されています。

変更後のハシラ孔の形状

図1:屋根の寸法は変わらず、ハシラ孔の形状のみの仕様変更

防雪屋根適合表

品番 適合防雪屋根
平地置用 平地高置用 二段置用 現行品番 新品番
C-NG C-NG5 C-WG C-RZG C-RZJ2
C-NZJ-2 C-NZJ5-2 C-WZJ-2 C-RZJ
C-NG-L C-NG5-L C-WG-L C-RZG-L C-RZJ-L2
C-NZJ-L2 C-NZJ5-L2 C-WZJ-L2C-WZJ-LH C-RZJ-L
C-WJ-LLC-WZJ-LL C-RZJ-LL C-RZJ-LL2

※C-RZJ-LL2に関しましては、旧品(C-RZJ-LL)がなくなり次第、随時切替とさせていただきます。

防雪屋根選定のポイントは架台の品番末尾にある

従来は、防雪屋根を選定する場合は、架台のサイズと組立方法の違いから5機種の中から適切な防雪屋根を選定する必要がありました。しかし、今回の仕様変更で同一サイズの防雪屋根は統一され3機種になりましたので、以下の法則で、防雪屋根をカンタンに選定することが可能です。

架台の品番の末尾に「L」がつかないものは「C-RZJ2」

防雪屋根適合表からも分かる通り、架台の品番の末尾にLがつかないタイプは全て「C-RZJ2」が適合となります。今までですと、「C-RZG」もしくは「C-RZJ」の2つから選択する必要があった為、選定がとてもシンプルになりました。

架台の品番の末尾に「L」がつくものは「C-RZJ-L2」

こちらも同様に、「C-RZG-L」、「C-RZJ-L」が1つに統一されましたので、架台の品番の末尾にLが付くタイプであれば、迷わず「C-RZJ-L2」を選択してください。

架台の品番の末尾に「LL」がつくものは「C-RZJ-LL2」

LLタイプは選定ポイントに変更はありませんが、防雪屋根の仕様統一に伴い、ハシラ孔の形状を変更しております。LLタイプに関しましては、旧品(C-RZJ-LL)がなくなり次第、随時切替とさせていただきます。

まとめ

日晴金属は「クーラーキャッチャー」シリーズの防雪屋根を一新します。大きな変更点は、ハシラ孔を新形状にして5機種を3機種に統合したことです。屋根寸法はそのままの軽微な変更ながら、3機種に統合されたことで在庫負担が減り、架台との組み合わせ選定もシンプルになりました。防雪屋根選定のポイントは架台の品番の末尾にLがつかないものには「C-RZJ2」、Lがつくものは、「C-RZJ-L2」、Lが2つつくものには「C-RZJ-LL」(C-RZJ-LL2)と考えれば選定もカンタンです。べストパーツオンラインでは、現行品がなくなり次第、随時新機種を当日出荷いたします。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。
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