作業効率アップ!手動・乾電池・電動ドラムポンプの最適な選び方
ドラムポンプ選びのポイント
作業現場において、ドラム缶からポリタンクやオイルタンクへ効率的に液体を移送するためには、作業の特性に合ったドラムポンプを選ぶことが重要です。手動式・乾電池式・電動式の3タイプを比較し、それぞれの利点を見ていきましょう。
電源不要の手動式ドラムポンプ
手動式ドラムポンプのベストセラー「SBシリーズ」
手動式ポンプは電源を必要とせず、現場での利便性が高いです。工進の「SBシリーズ」は軽油やA重油に対応し、大吐出量で短時間の作業が可能。頑丈で、頻繁に使用する現場で人気のモデルです。
| 品番 | 吐出ホース長 | 吐出量 | 重量 |
| SB-20 | φ22×1100 | 105回転/20ℓ | 3.8kg |
| SB-25 | φ25×1280 | 72回転/20ℓ | 5.8kg |
使用頻度が低い方に最適!「GJ-25」
価格重視の方には「手動ポンプ式ドラムポンプ(品番:GJ-25)」がオススメ。灯油専用ですが、非常に軽量で持ち運びやすく、コストパフォーマンスに優れています。使用頻度が低い方には最適な手動式ポンプです。
| 品番 | 吐出ホース長 | 吐出量 | 重量 |
| GJ-25 | φ25×1160 | 20ℓ/分 | 0.4kg |
乾電池式ドラムポンプ
吸入ホースが自在の乾電池式ドラムポンプ「FQ-25」
電源が確保できない現場でも使用できる「乾電池式ドラムポンプ(品番:FQ-25)」は、乾電池で動くため、どこでも手軽に作業を行えます。軽量で取り回しが良く、給油ガンノズルが標準装備されているため作業がスムーズです。灯油だけでなく、軽油にも対応しており、汎用性が高いのが特徴です。ただし、乾電池はマンガン電池は使用できない点に注意が必要です。LR20EJ-2SE等の単一アルカリ乾電池をご用意ください。ベストパーツオンラインでも取扱いがございます。
| 品番 | 吐出ホース長 | 吐出量 | 重量 |
| FQ-25 | φ16×1500 | 10ℓ/分 | 0.83kg |
リニューアルした電動式ドラムポンプ
素早い移送給油が実現できる電動式ドラムポンプ「FPT-25」

「電動式ドラムポンプ(品番:FPT-25)」は1台から翌日出荷です。
2025年に新しく発売された新モデルの「商品コード:FPT-25」は、電源操作部が従来品より約35%スリムになりました。従来のFP-25(重量:2.7kg)に比べ、新モデルのFPT-25は重量約1.7kgと、1kgの軽量化が図られているため、より扱いやすい仕様になっております。AC100V電源が必要ですが、圧倒的な効率で20ℓ/分の液体移送を実現します。大量の移送作業を短時間で終えることができ、扱いやすい給油ガンノズルも標準装備されており、作業性に優れているモデルです。なお灯油の他、軽油にもご使用頂けます。
| 品番 | 吐出ホース長 | 吐出量 | 重量 |
| FPT-25 | φ25×1500 | 20ℓ/分 | 1.7kg |
まとめ
ドラムポンプには、手動式、乾電池式、電動式と様々な種類があり、それぞれが異なる現場のニーズに応えています。手動式は電源が確保できない場所で使いやすく、乾電池式は軽量で取り回しが良いのが特徴です。電動式は最大の効率を発揮し、大規模な作業に最適です。現場に合ったポンプを選ぶことで、作業効率が向上し、作業負担の軽減や人手不足への対策にもなります。最適なドラムポンプを導入して、現場の作業環境を改善しましょう。
※この記事は2021年1月に初回公開されましたが、修正を重ね、2025年10月2日に再公開いたしました。
楠功央
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