循環液の吹き出しを抑えエアだけを排気する【エアベント502シリーズ】

冷温水を利用した密閉式冷暖房システムの効率的な運転にはエアベントは必須です。その一方で、多くがエアと循環液を同時に吹き出してしまいます。本稿では、エアだけをシステム外に自動に排気し続ける「エアベント502シリーズ」を紹介します。

他に類を見ない内部構造で循環液の吹き出しを抑える

エアベントも欧州では大きく進化しています。イタリアCALLEFI社の「エアベント502シリーズ」は排気口のキャップを緩めたままにしておくだけで、回路内のエアを自動に排気し続けます。しかも、排気口付近までシステム内の循環液が上がらない内部構造を持ち、エアだけを排気して循環液の吹き出しを防ぎます。循環液が排気口まで上がらないのでフロート付近でのゴミ詰まりによるトラブルも低減します。

エアベント502シリーズの内部構造

全長は3割以上小さく、耐圧性能は3倍以上!

「エアベント502シリーズ」でも(品番:502430)は、全長55mmと一般的な国産品と比べ30mmもコンパクト。特に、縦方向の寸法を少しでも詰めたい縦型のパネルヒーターに最適です。耐圧性能は国産品の0.3MPaから3倍以上の1.0MPaまで対応しています。

エアベント502シリーズ

コンパクトながら高性能なエアベント502シリーズは当日出荷しています。

品番 ねじ 全長 基準価格
502640 G1/2 77mm ¥2,420
502430 G3/8 55mm ¥1,980

知って得するエアベントのオプション部品

世界No.1シェアのCALEFFI社の「エアベント502シリーズ」には、国産品にはない気の利いたオプション部品があります。

負圧対策に有効な「吸込防止キャップ」

エアベントは長年にわたって循環液に溶存されるエアを排出し続けますが、負圧になると反対にエアを吸いこんでシステムを保護します。システムから循環液を排出できるのはこの機能のお陰です。

一方で、エアベントの設置位置によっては負圧になりやすく、吸込み機能を使用したくない場合もあります。そのような時には、「エアベント502シリーズ」の樹脂キャップに替えて「吸込防止キャップ(品番:562200)」を取り付けてください。これだけでエアベントの吸込み機能をなくし排気のみに限定することができます。

吸込防止キャップ

エアベントの排気口に取り付けるだけで吸込みを防止する

品番 適合 基準価格
562200 502640502430 ¥630

エアベントを取り外しても循環液の流出を抑える「自動止水弁」

ゴミ詰まりを極力排除した設計とはいえ、常時作動しているエアベントには経年劣化による交換が必要です。これまでエアベントを取り外す際には、循環液を漏れ出さないレベルまであらかじめ抜いておくなどの工夫をしなければなりませんでした。しかし、「自動止水弁」をあらかじめエアベントとともに設置しておけば、正圧であっても循環液の漏れを最小限にしてエアベントを交換することができるようになります。

自動止水弁

エアベントの取外しを容易にする自動止水弁は当日出荷!

エアベントが接続されているときだけ弁が押し下げられ循環液が流れ込む構造

品番 ねじA ねじB 基準価格
561300 G3/8 G3/8 ¥570
561340 G3/8 G1/2 ¥650
561400 G1/2 G1/2 ¥890

まとめ

CALEFFI社の「エアベント502シリーズ」は、世界で400万個以上も売れている世界No.1シェアのエアベントです。国産品との違いは量産によるコストメリットに加え、55mmと3割以上もコンパクトながら循環液に含まれるエアだけをシステム外に自動に排気し続ける性能の高さです。さらに「吸込防止キャップ(品番:562200)」を用いれば負圧の恐れがある箇所への設置が可能になったり、「自動止水弁」をあらかじめエアベントとともに設置しておけば正圧であっても循環液の漏れを最小限に抑えて交換できるようになります。密閉式冷暖房システムに関わるメーカー様、施工業者様、そして設計事務所様には、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。

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大宮彰大

営業部所属:ベストパーツ株式会社 2008年入社(36歳) 温水暖房分野を担当し2013年4月完成のベストパーツ株式会社社屋の冷暖房部材選定を行う。 MAIL:omiya.shota@best-parts.jp
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