エコキュートやヒートポンプ式温水暖房機の室外機に使える二段置用架台とは?

こんにちは!設置固定バイヤーの佐々木克仁です。

今回は「現場でエコキュートやヒートポンプ式温水暖房機の室外機を二段置用架台に据付しようとしたら、手持ちの架台に入らず据付できませんでした。どんな二段置用架台を使用すれば良いですか?」というご質問にお答えしていきます。

以前ご紹介した置き場不足を解決!室外機用二段置用架台の選び方でも簡単に触れさせて頂きましたが、現在、ヒートポンプを使用した住宅設備機器がエアコンを始めとした空調にとどまらず給湯・暖房分野まで普及しております。それに伴い室外機の外寸が能力を上げるために大きくなり、一般的なルームエアコン用二段置用架台に入らないといったケースが増えてまいりました。では、どんな架台を使えば対応できるのか、具体的な商品をご紹介しながらご説明していきます。

一般的なのは「Lタイプ」

エコキュートが発売されてから数年間は、室外機の大きさもルームエアコンとあまり変わりがなく、一般的な二段置用架台でもギリギリですが収めることが可能でした。よって、初期に導入された集合住宅等ではスペースの都合もありこちらが使われることが多かったようです。しかし、年々拡大する年間給湯効率競争で、室外機(ヒートポンプ)の性能を上げる必要が出てきたため、付随する形で外寸が大きくなっていきました。それに対応する為にまず開発されたのが「Lタイプ」と呼ばれる二段置用架台です。

C-WG-L 一段目有効寸法:奥行354×高さ735×幅834

塩害地用(溶融亜鉛メッキ仕上げ) C-WZJ-L2 一段目有効寸法:奥行D353×高さH745×幅W834

現在でもこのサイズで収まるエコキュート用室外機はたくさんありますので、一般的なのはこの「Lタイプ」になるでしょう。こちらの機種はお手持ちのケースも多いのではないでしょうか?

しかし、高付加価値型のエコキュートや温水暖房機器が普及するのに伴い、この「Lタイプ」でも対応できないケースが出てきました。

エコキュートやヒートポンプ式温水暖房機専用の「Hタイプ」が登場

Lタイプでも幅や奥行は問題ないのですが、室外機の大きさで最も変化があったのは主に「高さ方向」。これは、温水暖房機では別に熱交換器を設ける必要が出てきたことや、熱交換器そのものの容量アップが主要因のようです。よって、一段目有効寸法の「高さ」を高くして、高付加価値の機器にも対応できるように設計したものがこの「Hタイプ」になります。

C-WJ-LH2 一段目有効寸法:奥行D353×高さH910×幅W834

奥行、幅は従来の「Lタイプ」と変わりませんが、高さHが910㎜と165㎜程アップしております。よって、現行のエコキュートやヒートポンプ式温水暖房機はもちろんの事、今後普及していくであろう床暖エアコンにも対応可能です。

しかし、流通量はまだ少なく、材料店などで在庫している可能性も低い事が想定されます。お困りの際は「Best-Parts Online」をご活用頂ければ幸いです。

まとめ

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の推進により、省エネ機器の普及率は今後さらに加速する事が予測され、それに伴い機器の大きさも大きくなる傾向があります。従来使えていたはずなのに使えない、では何を使ったら良いの?と現場に行ってから気づいてしまうと、余計な手間や労力を消費してしまい、仕事の効率が落ちてしまう可能性もございます。

Hタイプの二段置用架台を覚えていて頂ければ、そんな場合でも対応できる可能性が高まりますので、是非とも頭の片隅に入れておいて頂ければ幸いです。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関わる小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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佐々木 克仁

佐々木 克仁

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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