今年こそやろう。シーズンオフのオイルタンク洗浄大作戦

灯油ユーザーに対する「オイルタンク洗浄」は接点強化の一つの理想です。好みも分からずノベルティをお渡しするより、オイルタンクのストレーナー交換、結露水や鉄さびヘドロの除去、タンク表面のさび落としと塗装など、その方法は多岐にわたります。本稿では、ユーザーが本当に喜ぶオイルタンク内部の洗浄についてご提案します。
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灯油宅配会社から提案したい

ユーザーにとって「オイルタンク洗浄」は、「どこに頼んだらいいのか分からない」「値段が高そう」と少しマイナスなイメージがあるようです。そこで、灯油宅配に留まらず、オイルタンク洗浄大作戦を展開してみてはいかがでしょうか?きっとユーザーも定期的に灯油宅配してくださっている企業からの提案なら安心です。

オイルタンクの洗浄が必要な理由

「オイルタンクの寿命を延ばすフィルターチェックはしていますか?」で触れた内容ですが、オイルタンクの中がどのようになっているのかを改めてご説明します。オイルタンクはタンク内外の温度差により内側で結露が起こって水滴が発生していきます。その水滴によって水が溜まることでオイルタンクの内側にサビができてしまいます。更に吹き上げる風などでホコリや砂が給油口から入り込みます。このサビやゴミの蓄積量が一定を超えると灯油用被覆銅管を通り石油燃焼機器を故障させてしまうから、そうなる前にオイルタンクの洗浄が必要です。

オイルストレーナ―は情報の宝庫

オイルタンク内の汚れ具合は、懐中電灯で覗き込めば見えますが蓄積している鉄さびヘドロの量は分かりません。でも、オイルストレーナ―内部のストレーナ―フィルターを見れば一目瞭然。フィルターの汚れはオイルタンク内の汚れそのものであり洗浄提案のサインです。また、ストレーナカップに水が溜まっている場合は、タンク内で水が一定量以上溜まってしまったサインです。

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タンク内部に水が溜まったら「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)

ストレーナ―フィルターのろ紙の色はきれいなのにオイルストレーナ―内で水と油の分離が見られる場合は、タンク内部に結露水が溜まっています。その場合は、「灯油ホームタンク水抜剤(品番:SK-WX500)」を使います。水抜剤の比重は灯油より軽く浮上しやすいため、給油後に投入すると図のように上から水抜き剤、灯油、水の3層に静置分離してしまいます。そのため、投入するタイミングは給油直前がオススメです。水抜剤の成分が水と油の両方に溶けて燃料と同質化すると、石油燃焼機器で通常の燃料と同様に燃焼・気化させることができます。

なお、灯油の成分に影響を与えないよう最大でも僅か0.02%(灯油500Lに対し1L)しか投入できません。

ろ紙が汚れていたら「トルネードクリーナー2(品番:TC-5885FS2)」

ろ紙が汚れていたら鉄さびヘドロが沈殿しているサインです。このサインが出たらトルネードクリーナーⅡ【TC-5885FS2】を使ってオイルタンク内部を洗浄してください。

うず巻きポンプを採用した「トルネードクリーナーⅡ(品番:TC-5885FS2)」

トルネードクリーナーⅡ【TC-5885FS2】は、「オイルタンクの底に溜まった水やサビ・油泥等を吸い上げて、特殊なディスクフィルターで不純物を除去して、ろ過された灯油をオイルタンクへ戻す」という、灯油専用ホームタンク内のトータルクリーニングシステムです。持ち運びが容易な小型・軽量に作られておりますので、階段や坂が多い地域のオイルタンクでもクリーニングが可能です。

「トルネードクリーナーⅡ(品番:TC-5885FS2)」の吐出ホースと吸入ホースは2.5Mと余裕あり。吸入ホースの先端についているパイプは1.2Mと490Lタンクでも底までしっかり届きます。100V電源が必要なので、ユーザーに電源を借りにくい時は発電機を持参した方が良いかもしれません。

作業手順はカンタン

  1. ポンプ底部のドレンディスクフィルターカバー及びドレンコックが閉まっていることを確認
  2. ポンプ上部の吐出ホース接続口からジョウゴで呼び液として灯油300㏄注入
  3. 吸入パイプをオイルタンクの底に当たるまで差し込んでから、給油ホースとカムロックで接続してポンプスイッチを入れる(トルネードクリーナー内部の空気が抜けるまで2分程度要します)
  4. 鉄さびヘドロ、水または不良灯油を空き容器に吐出して、透明の灯油が出てきたら吐出口のバーコック(バルブ)を閉める
  5. 本体についている水抜剤注入ホースを水抜剤容器に差し込んでから再びポンプスイッチを入れ撹拌する。目安として490Lオイルタンクで約20分間循環させます。

作業はカンタンですが、私のデモンストレーション経験では、工程4でディスクフィルターを何度何度も清掃しなければならない程、鉄さびヘドロが溜まっていることがほとんどです。

まとめ

ユーザー接点強化は業界問わず叫ばれていますが、好みも分からぬままノベルティを配布するより、いつも灯油に携わっている灯油宅配業者だからこそできる接点強化策として「オイルタンク洗浄大作戦」ご提案致します。提案のタイミングは、オイルストレーナ―が教えてくれます。「ストレーナカップに灯油と水の分離」と「ストレーナ―フィルターのろ紙の汚れ」がサインです。灯油と水の分離サインが出たなら最後の給油時に「灯油ホームタンク水抜剤(品番:SK-WX500)」を投入してください。ろ紙汚れのサインが出たならトルネードクリーナーⅡ【TC-5885FS2】で洗浄しなければいけません。

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日高ダイヤ

日高ダイヤ

2018年ベストパーツ株式会社入社。
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