電気工事がいらない!あっという間にウィルス対策と節水をセンサー水栓で実現。
この記事は2020年8月7日に公開しましたが、提案商品を入れ替え2022年5月10日に再公開しました。
電気工事が不要な電池内蔵センサー水栓
センサー水栓には電子部品が含まれているので動作には電気が必要です。電源は100Vコンセントモデルと電池内蔵モデルの2種類ご用意しておりますが、コンセントの増設工事がいらない電池内蔵モデルのセンサー水栓なら今すぐウィルス対策と節水を実現できます。
既存の単水栓を利用してセンサー水栓にする方法
建物の構造上、単水栓を丸ごとセンサー水栓に交換できない場合は、既存の単水栓のハンドル上部を外して組替えることでセンサー式水栓に交換できる「後付けセンサー水栓」が便利です。(ハンドル上部の外し方はこちらの記事を参考にしてください)
「後付けセンサー水栓」は吐水口が固定式と回転式の2パターンの立水栓に対応できます。ほとんどのメーカーの単水栓に取付け可能なこともこの商品のメリットです。電源はリチウム電池2CR5×1個を用意するだけです。
取付手順
下図は立水栓タイプですが、吐水口回転立水栓タイプでも同じ手順で取り付けられます。
オススメのモデル
吐水口が固定式の場合は「 後付けセンサー水栓(品番:E1702)」
品番 | 仕様 |
E1702 | 立水栓用 |
吐水口が自在回転する場合は「後付けセンサー水栓(品番:E1703)」
品番 | 仕様 |
E1703 | 吐水口回転形立水栓用 |
吐水パイプを取替えてセンサー水栓にする方法
既存の水栓はそのままで、吐水パイプを「自動水栓パイプ」に交換するだけでセンサー水栓として機能します。電源は単3乾電池×2本です。接続規格はW26山20ねじなので、幅広い水栓(混合栓など)に取付けできます。ただし、屋外使用はできませんのでご注意ください。
オススメのモデル
上吐水タイプには「自動水栓パイプ (品番:EA200-60X)」
下吐水タイプには「自動水栓パイプ (品番:EA100-60X)」
品番 | 仕様 |
EA200-60X | W26山20(横形) |
EA100-60X | W26山20(立形) |
単水栓を外して新たにセンサー水栓に交換する方法
単水栓を新しくセンサー水栓に交換する場合、既設水栓の形を確認する必要があります。立水栓(取付穴が下にあるタイプ)と横水栓(取付穴がヨコにあるタイプ)がありますので、それぞれの取付形態に合わせて選定してください。
この方法では、TOTOのアクアオートやLIXILのオートマ―ジュシリーズといった自己発電モデルがの代表的ですが、ここではあえて乾電池式のSANEIの「自動立水栓(品番:EY50DC)」と「自動横水栓(品番:EY102DC)」をオススメします。単3乾電池×4本で使用寿命は56,000サイクル以上(100回/日開閉したとして約2年相当)と想像以上にロングライフ。自動止水機能(1分間連続感知時に自動止水)や電池切れ表示機能(LEDが赤に点灯)など、省エネ性やメンテナンス性も優れています。
取付方法は、既設の単水栓を取り外した後に取付穴(φ22~27の範囲)を利用して給水管を接続するだけですので非常にカンタンです。ちなみに屋内専用品となりますので、屋外の手洗い場などには取付しないようにしてください。
オススメのモデル
立水栓タイプには、「自動立水栓(品番:EY50DC)」
品番 | 仕様 |
EY50DC | 立水栓用 |
横水栓タイプには、「自動横水栓(品番:EY102DC)」
品番 | 仕様 |
EY102DC | 横水栓用 |
品番 | 仕様 |
EY50DC | 立水栓用 |
EY102DC | 横水栓用 |
まとめ
感染症の対策として、学校や病院、高齢者施設などでのハンドル式単水栓からセンサー水栓への取替ニーズが高まっております。センサー水栓には100Vコンセントモデルと電池内蔵モデルの2種類ありますが、電気工事がいらない電池内蔵モデルのセンサー水栓なら今すぐウィルス対策と節水を実現できます。電池内蔵モデルにも、既存の単水栓上部のみ交換するタイプ、吐水パイプのみ交換するタイプ、丸ごと交換するタイプといった選択肢がございますので現場の状況に合わせて選定してください。
佐々木 克仁
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