深さ120mmまでスポット測定＆マーキング

「マルチ探知機（品番：GMD120）」は、材料の有無を調べるだけの探知機ではありません。探知モードによって違いはありますが、標準モードでも深さ60mmまで木、金属パイプ、樹脂管、通電線、ケーブルをスポット測定することが可能です。コンクリートモードにすれば、鉄筋、金属パイプ、ケーブル、そして通水樹脂管までを深さ120mmまで正確に探知します。また、必要に応じて鉛筆でカンタンにマーキングできる仕組みもあります。

光と音のガイド付きの「マルチ探知機（品番：GMD120）」

図1：「マルチ探知機（品番：GMD120）」は1台から翌日出荷です。

設備業者様が機器を取付けるのは内装仕上げの後。引渡し間近に急ピッチで進む現場は、乗り込む業者が多く発電機や電動工具の音が鳴りやみません。壁内の対象物を音と光の変化によって知らせてくれる「マルチ探知機（品番：GMD120）なら、ディスプレイを見るだけでも壁内の様子が手に取るようにわかります。
操作方法はカンタン。対象物に近づくとディスプレイ左下に表示される虫眼鏡マーク（手順表示）の指示に従って動かすだけ。虫眼鏡マークが消えるまで動かしてください。高精度なBOSCHのプロフェッショナルラインの商品ですが、使い方がとてもシンプルで初めて使用する方でも正確に探知することができます。

BOSCHの10.8Vリチウムイオンバッテリーを持っていなくても安心

図2：「10.8Vリチウムイオンバッテリー（品番：A1020LIB）」

電源はBOSCHの10.8Vリチウムイオンバッテリーをお持ちの方はそちらをお使いいただくのが良いですが、単3アルカリ電池4本でも使用することができますので、10.8Vリチウムイオンバッテリーをお持ちでない方も使用することができます。

エントリーモデルから始めたいという方に

図3：「パーフェクト壁裏キャッチ（品番：PW-KUC）」は1台から当日出荷です。

「まずはエントリーモデルを探している」。そんな方には「パーフェクト壁裏キャッチ（品番：PW-KUC）」をオススメしています。検知距離は下地材25mm、金属40mmと浅いものの、住宅のコンセント増設やアンテナ工事であれば、雰囲気を掴むことができます。

まとめ

従来の探知機は、壁のすぐ裏側にある間柱や鉄骨、そしてケーブル類の存在を確認すことを目的としていましたが、樹脂化された給排水管や温水暖房配管を探知することはできませんでした。この問題を解決するためにオススメしたいのが「マルチ探知機（品番：GMD120）」。木や金属だけではなく、通水した樹脂配管までを最大深さ120mmまで正確に位置を把握できるうえマーキングも容易。なんと言っても、音と光の両方で対象物の位置を感覚的につかめる操作感が、佳境に入った現場において威力を発揮します。