冷温水空調システムをカンタンに個別温度管理に変える「シーメンス製コントローラ」

欧州では省エネルギー・CO2排出量削減政策の推進によって、従来のガス/灯油/電気ボイラ・ヒーターに代わる省エネルギー&クリーン熱源として、ヒートポンプで冷温水を創る「Air to Water(ATW)」への変換が拡大しています。

我が国でも環境負荷を減らす高性能住宅の普及と共に、個別空調からATW等による全館空調が増えてきています。今回はATWから送水される1温度をゾーン別に温度コントロールして快適空間に変えることができるコントローラをを紹介いたします。

冷温水コントローラ(品番:RAA41)の特徴

冷暖房コントローラRAA41

空気温度センサーが内臓されており、任意の温度を超えると通電を停止します。使用可能な電圧はAC100V~AC230と幅広く、あらゆる機器や熱動弁と君合わせることができます。

最大の特徴は暖房時と冷房時の切替スイッチがついているということです。暖房時は写真右側のツマミを上に、冷房時は下にあわせます。真ん中は停止です。暖房時は設定温度を超えると通電停止、冷房時は設定温度を下回ると通電停止します。

以上のように一台で冷水と温水の制御ができるという特徴があるコントローラです。

ゾーン別に温度調整ができるから快適な空調システムが構築できます

パネルラジエータに冷温水を流し空調する放射冷暖房システムのゾーン別温度調整用のリモコンとしてお使いください。同様にファンコイルユニットの接続口にHP305Kなどの熱動弁と組み合わせ送風温度の調整にも使用できます。

従来では制御盤を別に用意したり、コントローラとは別に冷暖の切り替えスイッチを用意するなど非常に手間のかかる設計施工が必要でしたが、冷温水コントローラ(品番:RAA41)を追加設置するだけで系統別に熱動弁のON・OFF制御ができます。

よくある質問

結線方法

工事説明書の配線図がわかりにくいからなのか、一番多い質問が結線方法です。

RAA41 配線図

現物で見ると分かり易いのですが、電源側からの1芯をLに接続し、負荷側(熱動弁など)からの1芯はYに接続、残る電源側1芯と負荷側の1芯を直結で結線は完了です。

流体温度感知式はありますか?

本製品は空気温度感知式ですが、システムによっては戻り側の流体温度感知式を採用したい現場があるようですが、現時点では空気温度感知式しかご用意がありません。

ベストパーツオンラインショップ

まとめ

住宅の気密断熱性能が向上してきたため、従来ストーブやエアコンで空気を直接暖めたり冷やしたりしていたものが、ヒートポンプで創る冷温水を利用して輻射や放射といった自然界に近いエネルギーを生み出し全館空調するシステムが普及しつつあります。

しかし、個別空調で育った我々日本人は、全館空調であっても個別もしくはゾーン別に温度制御できなければ満足できません。

今回ご紹介させていただきました冷温水システム向け「冷温水コントローラ(品番:RAA41)」は、ヒートポンプからの送水温度が1温度であってもゾーン別に室温を変えることができるベストなパーツではないでしょうか?

 

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
大宮彰大

大宮彰大

営業部所属:ベストパーツ株式会社
2008年入社(31歳)
温水暖房分野を担当し2013年4月完成のベストパーツ株式会社社屋の冷暖房部材選定を行う。
MAIL:omiya.shota@best-parts.jp
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP
LINE it!