高断熱エクセルパイプコアの固定サドルは何を使えばよいですか?

こんにちは!設置固定バイヤーの佐々木克仁です。

今回は、「乾式床暖房の温水配管に高断熱エクセルパイプコアを使用したいが、一般的なサドルではサイズが合いません。何か良い方法はありますか?」というご質問に回答していきます。

「高断熱エクセルパイプコア」って何?

高断熱エクセルパイプコア(7A) UPT-7N-I

温水式床暖房を採用する戸建住宅で「高断熱エクセルパイプコア」の採用が急増しています。省エネルギー性能を追求する住宅においては、従来のさや管入りの「エクセルパイプコア(CD管付)」では断熱性能不足と考える温水機器メーカーや住宅会社などが増えていることが背景にあるようです。

高断熱エクセルパイプコアの外径寸法は、7AでA寸法=33.5㎜、B寸法=26.0㎜、10AでA寸法=45.5㎜、B寸法=35.0㎜です。信号線入りの場合はB寸法が2.5㎜程度長くなります。

以上のようにダ円形状のエクセルパイプコアに、お手持ちの給水給湯用のサドルバンドを使用すると断熱材がつぶれてしまい断熱性能が低下してしまうのです。

では、ダ円形状の断熱材をつぶさず固定できるサドルには、どのようなラインナップがあるのでしょうか?

配管後に固定する「ダ円両サドル」は自由度が高い

 

ダ円両サドル「VOTシリーズ」は、1個から当日出荷

配管を転がした後、電動ドリルドライバーで上から一気にビス固定するので施工が楽な「両サドル」。ベストパーツでは、高断熱エクセルパイプコアのダ円両サドルとして「VOTシリーズ」をオススメしています。

7Aは内径36㎜、10Aは内径44.5がぴったりです。

ちなみに高断熱シリーズには、パイプ同士の熱交換をわずかでも抑えることを目的に断熱材の内層だけをペアチューブ形状にした「高断熱ペアチューブDPTシリーズ」もラインナップしています。これに対応するダ円両サドルは、図面に記載されている寸法の中段が7A、下段が10Aです。

断熱材の内層がペアチューブ形状になっているため往き戻りの熱交換がわずかですが抑止できます。

狙った一点だけで固定できる「ダ円クリップタイプ」

新築戸建現場で多く使われている「ダ円クリップタイプ」。配管経路に沿って先行してサドルを打ち込めむため、使用する配管の長さが計算しやすく、配管図面通りのきれいな仕上げが可能になる点がメリットです。また、ビス止め(頭5mm)が1ヶ所で済むため、施工時間の短縮も同時にはかれます。

ダ円クリップ VOFシリーズ

いま最もオススメしたいVOFシリーズのKタイプ

従来のVOFタイプは、サドルの連結ができないため、各系統の配管を並べて固定することが難しいという問題がありました。その問題を解決したのが「VOF-7K」タイプのダ円クリップです。

「VOF-7K」は、クリップの台座部分に連結用の溝を設けることで、配管の並列固定を可能としています。

左が「VOF-7」、右が「VOF-7K」 台座部分の凹凸でサドル自体の連結ができるようになりました。

VOF-7もVOF-7Kも実勢価格は変わりませんので、お好みで選択していただければ結構ですが、VOF-7Kタイプのラインナップが増え次第、一本化を予定しています。

まとめ

ガス温水式床暖房で採用が急増している高断熱エクセルパイプコアは、ダ円形状のため、給水給湯用のサドルバンドで固定すると断熱材がつぶれてしまい断熱性能が低下します。

普段は重要視されない「サドルバンド」ですが、さまざまな用途や施工方法種類があります。正しく選定すれば、断熱性能を発揮できるだけじゃなく、施工時間の短縮や現場コストの削減も可能です。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関わる小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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