ガスフレキ配管のコストダウンにSV片サドルがオススメです!

ガス栓までのガスの供給配管のメインとして使われているガスフレキシブル管。新築やリフォーム等で床下や壁等の屋内の配管長が長くなることも最近では多いかと思います。そうなると意外にコストがかかるのが単価は低いが数量を多く使うガスフレキを固定する固定金具です。本稿では、確実にガスフレキ屋内配管のコストダウンができる片サドルをご紹介致します。

本来は電線の固定用?SV片サドル (KT-Nシリーズ)

SV片サドル(ナイロンタイプ) のKT-Nシリーズは金属製より厚みがありスマートさに欠けるがコスト競争力が高い

今回ご紹介する未来工業のSV片サドル(ナイロンタイプ)(KT-Nシリーズ)は、本来ガスフレキ用の固定サドルとして開発された物ではなく、商品名の通りSVケーブル等の電線を固定する電材向けとして設計された片サドルです。たわみやすいケーブルは、より短い間隔で固定する必要があり、必然的に使用する固定サドルの数量も多くなるため、ケーブルの固定部材にかかるコストの削減を図りたい施工業者様のニーズに沿ったスペックとなっています。

実はガスフレキの径に合う規格が存在する!?

SV片サドル図面

ケーブルにも種類があり、種類や芯数によってケーブルの外径も様々なので、SV片サドル(KT-Nシリーズ)には下表の通り実に14種類もの規格が存在します。そしてそのうちKT-8N、KT-14N、KT-30Nの3種類が、ガスフレキの管外径にも合う規格であるため、ガスフレキの固定用サドルバンドとして流用することができます。

SV片サドル(KT-Nシリーズ)のラインナップ(未来工業カタログより引用)

ガスフレキの固定サドルとして流用できるSV片サドル

前述の14品番の内、ガスフレキの固定サドルとしても使用することができるSV片サドル(KT-Nシリーズ)は、以下の3品番。残念ながら、SV片サドルにはガスフレキ25A用の規格がございませんので、悪しからずご了承くださいませ。

品番 適合径 適合ガスフレキ呼び径 全長 他の用途
KT-8N φ15.5~φ17.5 10A 37.3mm SV、CV
KT-14N φ18~φ20 15A 37.9mm SV、CV、VE
KT-30N φ25.5~φ28 20A 51.5mm SV、CV、VE

表1 適合ガスフレキに25Aが無いのでサイズによる使い分けが手間と感じる。一方、KT-14NはVE管の14、KT-30NはVE管の22にも使用可能で、ガスフレキ以外の配管と共通で仕様できる点はメリットが大きい。

SV片サドルを使えば材料費が落とせる

繰り返しになりますが、ガスフレキの固定サドルとして未来工業のSV片サドル(ナイロンタイプ)KT-Nシリーズを使う最大のメリットは、金属製の片サドルを使用する場合に比べてコストダウンが実現できる点。KT-Nシリーズの片サドルは、金属製の片サドルに比べて価格が約1/4~1/3とコストメリットがあります。さらに、ガスフレキ管にはめ込んでからビスで固定する施工手順なので、ビス止めする際の位置の微調整等もカンタンにでき施工性も良いです。

〇樹脂製は価格が安いが屋外では使えないという制約あり

材質 樹脂製 金属製
メーカー 未来工業

KT-N

ベストパーツ

FKS-K

ニシヤマ

FKS

協成

KF

10A 35円 135円 210円 160円
15A 43円 150円 230円 190円
20A 73円 170円 200円
25A 190円 220円

表2  KT-Nシリーズは屋内限定という制約はあるが、金属製の片サドルと比較するとお買い得。この表では金属製にメリットを見出せないが、屋外屋内の制約がないだけでなく、スッキリとしたデザインであることとフレキの被覆と近似色になっている魅力もある。例えば、ニシヤマのFKSシリーズは日立金属に、協成KFシリーズはキーロンとJFEのガスフレキの近似色。ベストパーツオリジナルはどちらにも無難な色という具合。

SV片サドルは屋内専用

SV片サドル(ナイロンタイプ)のデメリットは、紫外線の強い屋外で使用すると耐候性が無いため劣化することです。その為、屋外のガスフレキ配管の固定金具として使用するには向かないので、屋外配管用に別途金属製の片サドルをご用意して頂く必要があります。

まとめ

本稿でご紹介したSV片サドルは、本来ケーブルを固定する用途での設計となっており、ガスフレキ配管の固定として流用できる3品番をうまく活用すれば確実にコストダウンが見込める魅力的な商品です。しかしながら屋外配管の固定サドルとしては向かないので、屋外には金属製の片サドルを、屋内の隠蔽部等にはSV片サドルを、といったようにうまく使い分けをしてコストダウンを実現しましょう。

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佐藤優光

佐藤優光

2014年入社。温水暖房と断熱保温のサブ担当を経て、2016年より燃料配管をメインに担当。1990年生まれ。ベストパーツオンラインの燃料配管の商品ページ作成も担当してます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。
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