冷媒配管の断熱材の食い込みを防ぐ保護プレート

「天井裏の冷媒配管やドレン配管の支持金具周辺から結露している」。そんな悩みを抱えている空調業者様は多いことでしょう。その原因は、”支持金具選び”にあるかもしれません。断熱材に合わせて支持金具を選ぶことで、結露の度合いは大きく変わります。

断熱材の扁平が結露の原因

店舗のみならず家庭でもマルチエアコンが普及し始め、冷媒配管やドレン配管を吊って配管する現場が増えてきました。また、そうした流れとは無関係に、以前から冷媒配管の結露防止対策には閉口している方もいらっしゃいます。断熱材付きの冷媒配管やドレン配管を使用する場合、自重で吊バンドの断熱材の下部がつぶれてしまうと結露が発生します。そんなときに使いたいのが「断熱材保護プレート」です。

※2019年4月24日に公開した記事ですが、修正して2020年8月31日に再度公開しました。

保護プレートで結露を防ぐ

「断熱材保護プレート」を市販の吊バンドに取り付けるだけで、吊バンド部からの結露を抑えます。平成28年国土交通省機械設備工事標準仕様書では「①冷媒管の吊り用支持受け材として保護プレートを、断熱材被覆銅管と吊金物との間に設け、自重による食い込みを防止する」「②保護プレートは冷媒管に応じた曲面を形成し、吊金物部による断熱材の食い込みを防止できるものとし、材質は合成樹脂等とする」と記述があります。このことからも「断熱材保護プレート」で断熱材の食い込みを防止することは結露対策に有効な手段であると言えます。

断熱材のつぶれを軽減する原理

この広い接平面を使って断熱材を扁平から保護します。

断熱材のつぶれは、配管の重量を吊バンドの限られた接平面で受け止めることで発生します。「断熱材保護プレート」を吊バンドに取り付けて数倍広い接平面を生みだせば、配管の自重を分散して断熱材のつぶれを抑え高い断熱効果を維持します。

吊バンドにはめるだけのカンタン施工

納入時はアームはツメの外側にあります。

吊バンドにはめ込みんだらアームをツメに引っかけるだけ!

「断熱材保護プレート(品番:TB-HG)」の施工はとてもカンタンです。吊バンドに通してアームを内側に持ち上げツメに引っかけるだけで固定できます。

吊バンドのサイズに合わせて2種類ラインナップ

「断熱材保護プレート(品番:TB-HG)」を2枚連結した状態。連結してもガタつきはない

100A~150Aに対応した「断熱材保護プレート(品番:TB-HGL)」はアームが2本でカンタン取付け

使用するバンドに合わせて選定できるよう下表の通り2種類用意しています。さらに、「断熱材保護プレート(品番:TB-HG)」を連結使用しれば、50A~125Aまでの吊バンドに使用することができます。

「断熱材保護プレート(品番:TB-HGL)」は、それだけで100A~150Aに対応しています。事前にまとめて大きな吊バンドに通すことがわかっていれば、「断熱材保護プレート(品番:TB-HG)」を連結使用するよりお求めやすく、施工も楽にできます。

品番 適合吊バンド 長さ(mm) 幅(mm) 基準価格
TB-HG 1枚:50A~90A 2枚:100A~125A 200 80 ¥100
TB-HGL 100A~150A 200 200 ¥175

まとめ

断熱材付きの冷媒配管やドレン配管を横引きする際には、吊バンドの接平面を広げる結露防止対策を施してください。ほとんどの現場に対して、「断熱材保護プレート(品番:TB-HG)」さえあれば対応できます。なお、吊バンドは市販品で構いません。

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大宮彰大

大宮彰大

営業部所属:ベストパーツ株式会社
2008年入社(31歳)
温水暖房分野を担当し2013年4月完成のベストパーツ株式会社社屋の冷暖房部材選定を行う。
MAIL:omiya.shota@best-parts.jp
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