
ユーザーの満足を生む選択肢!「厨房用ベンリー立形自在水栓」のご紹介
使い勝手にフォーカスを当てた選択肢
使い勝手の良さという点で厨房用水栓を選定する場合、「吐水/止水の操作がしやすく、十分な吐水量を確保できるか」「大きな調理器具を洗うのに十分な吐水空間を確保できるか」「使用しないとき、水栓が作業の邪魔にならないか」など、押えたいポイントは多くあります。休みなく稼働する厨房の水まわりだからこそ、実際に使用する側の視点に立った選択肢を提示することが信頼関係の構築に繋がります。
ベンリー立形自在水栓のおすすめポイント
①操作しやすく吐水量も確保できる構造
飲食店などの厨房ではダブルシンクを採用することがほとんどな上、1日のうちに頻繁に使用するため、水栓の開け閉めの操作をいかに効率よく行いつつ、十分な吐水量を確保できるかが重要になってきます。そこで多くの厨房用水栓で採用されているのが「二条ねじ」のスピンドルです。標準的な自在水栓のスピンドル(一条ねじスピンドル)と比べて、二条ねじスピンドルの吐水/止水の操作はおよそ半分の回転で十分な流量を確保できます。「厨房用ベンリー立形自在水栓」も例に漏れずこの二条ねじを採用しており、ハンドル形状も旧来の三角ハンドルでなくレバーハンドルのため、より少ない操作と軽い力で開閉できるのも魅力です。
②広い吐水空間を確保できる
大きな調理器具を使用する厨房では、洗い物の際に水栓の吐水パイプが引っ掛かって邪魔になることがあります。吐水パイプを腰高パイプに替えて吐水空間を確保するという手もありますが、高さとなると限界があるもの。「厨房用ベンリー立形自在水栓」は次でも詳しくご紹介するように、吐水パイプの高さも自在に調節できるため、状況に応じて常に最適な作業空間を確保することができます。
③吐水方向自在で作業も清掃も快適
「厨房用ベンリー立形自在水栓」を選ぶ最大のメリットは、吐水パイプの機能性にあります。多くの厨房用水栓は吐水パイプが左右に自在に動く自在パイプを採用していますが、本製品の特長的な形状の吐水パイプは、ジャバラ状の部分を上下左右、360°自在に曲げたり、吐水口の向きや高さを自由に変えたりするることができ、そのまま固定できるのが特徴です。一般的な厨房用の自在水栓では少々手間だったシンクの洗浄も効率的にくまなく行えるうえ、吐水口をよく使う快適な位置で固定しておきたいというニーズに応えられます。
なお、標準搭載されている300mmの吐水パイプでは長さが足りない場合には、別売のパイプ長400mmの厨房用ベンリー自在パイプ(商品コード:A181-76X4-16)に取り替えることも可能です。ジャバラ部が自在ですから、上向き、下向きどちらにも取り付け出来ます。
厨房用ベンリー立形自在水栓
商品コード | 呼び(ねじ) | 取付穴径 | 吐水口長さ |
A5380A3-13 | 13(PJ1/2) | φ22〜27 | 300mm |
厨房用ベンリー自在パイプ
商品コード | 吐水口取付ねじ | 吐水口長さ | 仕様 |
A181-76X3-16 | W26山20 | 300mm | 上向き・下向き取付兼用 |
A181-76X4-16 | W26山20 | 400mm | 上向き・下向き取付兼用 |
まとめ
厨房設備における水栓の新規取付や交換を提案する際の選択肢として、「厨房用ベンリー立形自在水栓」を提案していただきたい理由と、その特徴をご紹介しました。コスト面は、施工業者もユーザーもどうしても優先したくなるポイントですが、休みなく稼働する厨房の水まわりだからこそ、施工後の使い勝手の良さとユーザーの満足度を考えた提案をご検討いただければ幸いです。

鈴木 彩香

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