
狭い天井裏での作業に最適!使い勝手抜群の足場板「スライドピット」
天井裏作業に使う足場板はどう選ぶ?
天井板の強度が十分でない箇所に乗ってしまうと、天井が抜けたり設備が壊れたりなど思わぬトラブルに繋がりかねないため、天井裏での作業にも足場板は重宝します。この場合、梁と梁の間に足場を渡すことがありますが、重さがあると搬入が大変ですし、長さがあるとそもそも点検口に入らないこともあり中々に不便です。
こうした現場こそ、「スライドピット(商品コード:SSP-120)」が価値を発揮します。
【伸縮式】×【軽量】が便利!「SSPスライドピット」
「スライドピット(商品コード:SSP-120)」は、軽量脚立「脚軽」シリーズでも知られる長谷川工業の2点支持タイプの足場板です。アルミ製のため重量は約4.5kgと軽く、縮長は1.16mと非常にコンパクトなので、点検口から天井裏に運び入れるのも、設置するのも楽だと実際に使用している施工業者様からも好評です。
また、外側の足場板には持ち手がついているため畳んだ状態での持ち運びやすさにも優れており、1.16mというコンパクトさで車載も余裕。使用頻度が多くなくても邪魔にならず、他の資材や荷物を圧迫しません。
細かく長さを調整できる、わかりやすいロック機構
SSP-120は、約5cm間隔で伸縮し、最大2mまで伸長できます。5cmピッチで開いている本体側面の穴にピンを差し込むことで長さを固定するピンレバー方式を採用しています。細かいピッチを設けることで、現場によって異なる足場の設置箇所に合わせて長さを適切に調節することができます。

図:SSP-120のピンレバー部
使用時は向きに注意
伸縮式の足場板の中には、裏表を気にせず使える両面使用タイプもありますが、「スライドピット(商品コード:SSP-120)」は下図のように裏側は空洞となっているため、片面のみしか使用できません。一方、この仕様が軽量化とコストを抑えることに一役買っていますので、一概にデメリットとも言えないでしょう。

図:SSP-120の足場板幅
SSP スライドピット(商品コード:SSP-120)
商品コード | 全長(最大伸長時) | 縮長 | 幅 | 重量 | |
外側足場板 | 内側足場板 | ||||
SSP-120 | 2m | 1.16m | 250mm | 243mm | 4.5kg |
まとめ
電気設備、機器などの点検・メンテナンスで、狭い天井裏での作業となる際には伸縮式足場板「スライドピット(商品コード:SSP-120)」を使ってみてください。アルミ製のため軽量で、5cmピッチで細かく長さを調節できるので、点検口から運び込むのも設置するのもカンタン。また、コンパクトに畳めて車載するさいにも余計なスペースを取りませんから、使用頻度が多くなくても邪魔にならずオススメです。

鈴木 彩香

最新記事 by 鈴木 彩香 (全て見る)
- 狭い天井裏での作業に最適!使い勝手抜群の足場板「スライドピット」 - 2025年10月7日
- 換気エアコンや10mm断熱材の冷媒管も楽々施工!大口径の「エアコン用貫通スリーブ」 - 2025年10月7日
- 高温下でも剥がれない!『排気筒用アルミテープ』が長持ちする理由 - 2025年10月3日