ねじ込みヘッダーに使いたい。手動開閉機能付熱動弁「HP370M」

温水暖房の温度制御の定番となっている熱動弁。各回路ごと温度制御をするにはヘッダーに回路数分の熱動弁を接続することになります。回路数が多くなれば、設置スペースや総重量も大きくなり、なりより施工にも手間がかかると思います。

本稿でご紹介する「HP370M」はスリムかつ軽量で施工の手間も低減する温水暖房用熱動弁です。

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厚みはバルブボディと同じ30mm、重量は290g、従来品より約20%も軽量

熱動素子が入っているアクチュエーター部分は一番大きい場所で同じ30mmととてもスリムです。ねじ込む際に必要になるスパナなどの工具を入れることが容易です。

温水暖房用のねじ込みヘッダーの枝管のピッチは60mmが多く、スペースが限られる為、なるべく小さいもののほうが施工はしやすいといえるでしょう。

重量は約290gと軽量でヘッダーを壁掛け施工する場合の総重量低減にも貢献します。

使用できる流体の温度は0~90℃と温水暖房に最適

近年は住宅性能が向上し、温水の温度も低く設定されることが増えてきました。しかしながら少ない放熱端末で暖房感を得る為に高い送水温度を要求されるケースもあります。

HP370Mは0~90℃の流体に対応しており温水暖房用途では十分な耐熱温度を有しているといえます。

もちろん流体には不凍液を使用してOKです。

手動開閉機能で循環液注入やエア抜き作業を効率的に行える

循環液注入やエア抜きの作業は、1回路毎に注水するのがセオリーです。

「HP370M」は電源がOFFの時にバルブが「閉」状態なので、循環液の注入またはエア抜き作業の際は、回路またはゾーン別に取り付けたコントローラまで行ってスイッチを入れ熱動弁に通電させて「開」の状態なるまで数分間待たなければなりません。作業が完了したら、コントローラまで行ってスイッチを切り、熱動弁が「閉」になるまで数分間待つことになります。

この作業を回路の数だけ繰り返すので、エア抜き作業が1日で終わらない現場もあったと思います。

HP370Mは、アクチュエータ部分を40°程度回転させると、瞬時に熱動弁を「開」の状態にすることができます。もちろん作業終了後は、その逆に回すだけで熱動弁を「閉」の状態に戻せます。

通常使用時の状態。非通電状態では「閉」になっている。

手動でバルブを「開」にした状態

この機能により、ヘッダーから注水している現場はヘッダーから、熱源機から注入する現場は熱源機から、それぞれ離れることなく効率よく作業が行えるのです。

まとめ

スリムかつ軽量で手間も低減するHP370Mを採用することで施工時だけでなく、メンテナンス時にも効率の良い作業ができるのではないでしょうか?

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大宮彰大

大宮彰大

営業部所属:ベストパーツ株式会社
2008年入社(31歳)
温水暖房分野を担当し2013年4月完成のベストパーツ株式会社社屋の冷暖房部材選定を行う。
MAIL:omiya.shota@best-parts.jp
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