エコキュートのタンク設置には簡易基礎が便利!-ベストなパーツ

【エコキュートの設置工事を1日で終わらせたいのですが、犬走りにコンクリートが打たれておりません。これから基礎工事をする時間が無いため何か良い方法はありませんか?】

というご質問について、その解決方法をご提案していきます。

①簡易基礎とは?

犬走りがコンクリートで固められていない、または最初からタンク用の基礎が打たれていない場合、エコキュートの設置工事を1日で終わらせる方法は1つしかありません。

それは『簡易基礎』を使って貯湯タンクを固定する方法です。

簡易基礎とは、短時間でエコキュートのタンク設置が可能なコンクリート成形品の総称です。メーカーによって「エコベース」や「エコ楽ブロック」とも呼ばれ、専用のコンクリートのブロックを組み合わせたり、または専用のレール付コンクリートブロックと金属の板を使って枠組みを作り、そこにモルタルを流し込んで使用します。

通常、ゼロの状態から基礎を造ると、乾燥まで含めて最低でも3~5日置いてからタンクを載せる事になりますが、簡易基礎を使用すれば乾燥させる必要が無いため、非常に短時間での設置工事が可能となります。

エコベース:東洋ベース株式会社

エコ楽ブロック:株式会社竹原電設

②簡易基礎のメリット・デメリット

短時間での施工に非常に効果的な簡易基礎ですが、どのようなメリット、またはデメリットがあるのか整理してみましょう。

【メリット】

  • 現場で組み立てるだけなので、エコキュートの設置工事が1日で完了できる。

  • ほとんどのエコキュートメーカーのアンカーピッチに対応しているため、何を使えば良いのか考えなくて済む。

  • 枠組み式は給水給湯配管などを枠内で立ち上げできるため、配管接続や配管取り回しがカンタン。

  • 正しく施工すれば、国土交通省の耐震基準をクリアする施工品質が担保できる。

要約すれば、安全で確実な施工がカンタンかつ短時間でできるところが簡易基礎のメリットとなります。

【デメリット】

  • 地中に専用のアンカーや耐震プレートを打たないと、耐震基準をクリアできないケースがある。
  • 組み立て式は非常に重いため、運搬や組み立て時に人数や力が必要。
  • 設置場所がアスファルトやコンクリートで固められている場合は使えない。

簡易基礎を使用するシチュエーションは、ほとんどが他熱源(ガス・石油など)からの入れ替えとなりますので、アンカー打ちが必要な場合は地中にガス配管などが埋まっていないか確認する必要があります。また、920㎜角の簡易基礎は総重量が280㎏もありますので、運搬や組み立ての際腰を痛めないように注意しましょう(笑)

③選び方

【貯湯タンクが角型の場合】

1缶式のエコキュートは角型と呼ばれ、アンカー固定用の足が3~4本となります。この場合は、簡易基礎を正方形のもので選定してください。 施工手順はこちら

920㎜角の組み立て式簡易基礎 HE920

地中にアンカーを打たなくても耐震基準0.4Gを担保できるのがメリットですが、とにかく大きくて重いので、広い場所での使用をオススメします。 施工手順はこちら

750㎜角の組み立て式簡易基礎 HE750-SP

程よいサイズ感でどんな場所にもマッチしますが、メーカーや機種によっては地中アンカーを併用する必要があります。施工手順はこちら

750㎜角の枠組み式簡易基礎 E750B

一番人気の高いタイプです。組み立て前は重量33㎏と軽量で、現場までの運搬もラクに行えます。プレートがスライドするのでアンカーピッチ調整も簡単です。 施工手順はこちら

 

【貯湯タンクが薄型の場合】

2缶式のエコキュートは薄型と呼ばれ、アンカー固定用の足が4本となります。この場合は、簡易基礎を長方形のもので選定してください。

薄型用組み立て式簡易基礎 HE500-SP

施工手順はこちら

薄型用枠組み式簡易基礎 E500B

施工手順はこちら

 

④まとめ

  • エコキュートの施工を1日で終わらせるには『簡易基礎』を使う。
  • 簡易基礎にもメリット・デメリットがあるため理解して使用する。
  • タンクの形状(角型or薄型)と設置場所の状況で最適な簡易基礎を選定する。

最後に、簡単に短時間で安全な施工ができるのは良いけど、価格が高かったら使えないよ・・・とお考えの皆様、ご安心ください。

この『簡易基礎』が開発された背景には、各地の電力会社とエコキュートメーカー各社が描く「エコキュートの普及実現」がありました。安全性は絶対条件でしたが、さらなる普及のためには「簡単で早い施工(1日施工)」と「コストダウン」が必須条件でした。通常の基礎工事よりも安くなければユーザーに選ばれない、そんな思いを実現したのがこの『簡易基礎』なのです。

ベストなパーツでは、施工業者様の小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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