エアコンのフィンの曲がりや汚れは【アルミフィン修正ツール】で解決!
エアコン内部の曲がったフィンを綺麗に修正
エアコン室内機内部にあるフィン(熱交換器)は、薄いアルミ板の羽根が密集して構成されているために衝撃に弱いものですが、長期使用による劣化でいっそう変形しやすくなっていることもあります。メンテナンスで室内機の外装を取外した時や清掃作業中にうっかり触れて曲がってしまった…なんてことも珍しくはありません。フィンはエアコンの性能に大きく関わる部品ですから、詰まったホコリの除去や洗浄後の仕上げは専用のツールで確実・効率的に行うのがおすすめです。
フィンの目詰まり・曲がりでエアコンの効きが悪くなる
エアコン室内機内部にあるフィン(熱交換器)は、室内から取り込んだ空気を設定温度まで温めたり冷やしたりする役割を担っています。このためフィンの状態が悪化すると熱交換効率が下がり、エアコンの性能低下や電力ロスを招いてしまいます。しかしフィンは前述の通り少しの衝撃でも曲がってしまううえ、構造上、フィルターで取り切れなかった小さなホコリなどが溜まりやすくなっています。また冷房を使用した後は冷えたフィンが結露し湿度が高くなるので、カビが発生しやすく、機能の低下ばかりでなく嫌な臭いまでも招きかねません。こうした理由からフィンは定期的な清掃が必要になってくるのです。
アルミフィン修正ツールを新たにラインナップ!
エアコン内部の洗浄は技術と知識を有した業者により実施されるのが望ましいもの(そもそも、故障や発火の恐れがあるため、メーカーではユーザーが内部パーツの洗浄を行うことを推奨していません)。過去のエアコン洗浄機を特集した記事や臭い対策の記事などでも紹介している通り、フィンに溜まったホコリはエアコン洗浄機や専用のアルミフィン洗浄剤で落とすことができますが、フィンの変形を修正するには専用のツールが必要です。
ベストパーツオンラインではこの度、効率的にフィンの目詰まりを解消しながら、変形をきれいに修正するためのツールとして「フィンコームセット」、「フィンクリーナー」をラインナップいたしました。いずれの製品もフィンに深く差し込んだり力を入れたりせず、上から下へ滑らせるようにブラッシングをするのがきれいに仕上げるコツです。
12種類のフィンピッチに対応できる「フィンコームセット」
人間工学に基づいた握りやすい形状のプラスチックコームが6本セットになった「フィンコームセット(品番:Y61158)」。1本の両端に異なるピッチのコームが備わっており、計12種類ものフィンピッチ(1インチ(2.54㎝)あたりのフィン本数)に対応します。このためほとんどのエアコンや冷凍機をこの1セットでカバーすることが可能です。画像の通りコーム本体がわかりやすく色分けされているのに加え、両端コーム部にそれぞれのピッチが表記されていますので識別に手間取ることはありません。
品番 | 材質 | フィンピッチ |
Y61158 | ポリアミド樹脂 | 8&10、9&15、11&13、12&14、16&17、18&20 |
広がるヘッドで効率的に清掃できる「フィンクリーナー」
「フィンクリーナー(品番:Y61170)」は、ブラシ状のヘッドが1.2倍に拡がるため、一度に広い範囲の清掃・修正が可能です。曲がりの修正力は「フィンコームセット」には劣りますが、フィンピッチを選ばずフレキシブルに使用できること、ステンレス製なのでサビや摩耗に強いことが大きな魅力となっています。
品番 | 材質 | フィンピッチ |
Y61170 | ステンレス | すべてに対応(ヘッド巾:30mm) |
まとめ
エアコン室内機内部にあるフィン(熱交換器)は、性能に大きく関わる部品であるため、詰まったホコリの除去や曲がりの修正は「フィンコームセット」、「フィンクリーナー」などといった専用のツールで確実・効率的に行うのがおすすめです。これまでのエアコン洗浄作業に組み込んで、よりユーザーに満足していただける仕上がりを目指しましょう。
鈴木 彩香
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