単水栓でも、手洗いをもっと快適にしたいユーザーに『サーモ継手』を提案してみませんか?

コロナ禍以降、以前より感染症対策の一環として、こまめな手洗いへの意識が高まったという人は少なくありません。習慣づいたことだからこそ、一年を通して手洗いは快適に行いたいものです。本稿では、手洗い場や洗面化粧台のキャビネット内に取り付ければ、単水栓から適温に調節したお湯を出湯することができる「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」をご紹介します。

「サーモ継手」を取り付ければ、単水栓が安全性の高い湯水混合栓に変わります

多くの施設では、冷たい水しか使えないことが、とくに感染症リスクの高まる冬の寒い時期の快適な手洗いを妨げる要因の一つとなっています。そこで、小型の電気温水器を化粧台のキャビネット内に設置して、この「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」を使用すれば、常に安定した温度で出湯することが可能になります。また、「サーモ継手」の恩恵を受けられるのは冬だけでなく、夏の暑い時期は本製品のミキシング温度を低くすることで、無駄なエネルギーコストを削減することも可能です。

端末での温度調整が難しい場合には特に有効

昨今の給湯設備は機器側で給湯温度調整が可能なものが多く、突然高温のお湯が出てしまうようなケースは稀です。一方で、旧式の電気温水器やホテルなどの即出湯システムでは、端末の水栓ハンドルだけで温度調整を行う必要があるため微妙な調整が難しく、一歩間違えば火傷やヒートショックの心配も捨てきれません。「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」を使って湯水をミキシングすれば、温度調整機能のない給湯設備および水栓でも適温での出湯が可能となり、先述したような事故のリスクは格段に減少します。

単水栓でもお湯が安心して使えるようになる

デザイン的な観点や、単水仕様の非接触型(タッチレス)水栓への交換を理由に、洗面混合栓を単水栓に変えるケースも増えています。そんな場合にも「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」を組み合わせれば、単水栓でも快適な出湯温度を実現できます。とくに老健施設や保育所などにおいて、単水栓でもお湯が使えるよう電気温水器などの熱源機を設置する場合、不意の高温出湯による事故防止のために同時に取り付けて頂きたい製品です。もちろん、夏場やお湯が必要ないと感じた時にはサーモ継手のハンドルを0℃にすれば、通常の温度の水を使うことが可能です。

図1:おしゃれな単水栓に「サーモ継手」で湯水混合した快適なお湯を出湯させる事例。既存の給湯が無ければ小型電気温水器を追加設置してください。

キャビネット内に収まるコンパクトな設計

「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」自体は本体高さ80mmと非常にコンパクトな造りなので、狭いキャビネット内でも邪魔になりません。設置後は温度調整ハンドルで出湯温度を設定すれば、サーモカートリッジの働きで湯水の混合量を自動調節し、お湯が熱くなったり冷たくなったりすることなく、安定した温度のお湯を出すことができます。もちろん、赤い安全ボタンを押し回さなければ40℃以上の高温出湯はできませんので安全です。

図2:単水栓に「サーモ継手」で湯水混合した快適なお湯を出湯させる事例。

 

混合栓の出湯温度の調整にも有効

単水栓だけでなく、シングルレバー混合栓ツーバルブ混合栓の湯側止水栓の先に「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」を取り付けて出湯温度を予め調整しておけば、ご高齢の家族や小さなお子さんが万が一レバー操作を誤ってお湯側を全開にしても、熱湯が出るのを防ぐことができます。設置自体は非常にカンタンで、モンキーレンチのみで簡単に行えます。

図3:ツーハンドル混合栓の湯側に熱湯が流れないよう「サーモ継手」を取り付けた事例

「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」

「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」1台から当日出荷します。壁面取付に便利なブラケット付きです。

商品コード 使用温度 最高使用圧力
U11-20X3 80℃以下 0.75MPa

まとめ

快適な手洗い環境と事故防止のために取り付けて頂きたい「サーモ継手(商品コード:U11-20X3)」をご紹介しました。仮に給湯器の出湯温度設定が50℃以上だった場合でも、サーモの働きで常に適温でミキシングしてくれますので、温度の飛び跳ねによる不快感や火傷などの心配がなくなります。本体も非常にコンパクトで止水栓上部に違和感なく収まり、取付自体も簡単ですので、給湯器や非接触型水栓と一緒にご提案してみてください。

※この記事は2019年6月13日に公開した記事ですが、最新の情報に更新・校正を加えて2025年7月30日に再度公開しました。

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