ガス配管用シール剤のG-1とG-2は何が違うの?

 

「G-1はプロパンガスには使えないので、G-2を使わなければならないという話を聞いたが本当か?」というご質問が増えてきました。ネット検索すると様々な意見がアップされているため迷うのも当然です。そこで今回は、それぞれの違いを理解して、お客様にとって最適なシール剤を選択できるようにしたいと思います。

流体の状態に合わせてシール材を選択する

まず、念頭に置きたいのは配管内の流体の状態です。当然ながら、「ガス配管用」と表記されているシール材は都市ガス、天然ガス、LPGといった気体を前提に開発されています。

業界に広く浸透「G-1」

ガス配管用シール剤「G-1」の色はグレー。基準価格は1,300円(税抜)。

日本ヘルメチックス株式会社が製造しているガス配管用シール剤「G -1」は、全国的に広く使用されており、ベストパーツOnlineのガス配管用シール剤カテゴリーで取扱数量が最も多い商品です。

屋内外問わず安心して使用できる耐候性が強みですが、なんといっても長年の実績が業界の皆様から高くご好評いただいている理由なのだろうと思われます。フタの裏に刷毛が付いているため、刷毛が常にいい状態で保てるうえカンタンに塗布できる点もこのシリーズの魅力です。

なお、シール剤を塗布した箇所が目視しやすいアイボリー色「G-1/IV」も当日出荷対応しておりますのでご利用ください。

塗布漏れを目視できるアイボリー色「G-1/IV」は基準価格は1,400円(税抜)

 

「G-1」はプロパンガスに使える

結論から申し上げますとG-1はプロパンガスに使用可能です。

では、なぜ「G-1はプロパンガスには使えない」という話があるのでしょうか?

G-1は、液化状態のLPGが流体の場合のみシール剤として使うことができません。これは推測の域を出ませんが、この点がG-1をプロパンガスに使用することができないという誤解が生じさせたのではないでしょうか。

どうぞ、引き続き安心してご使用ください。

「G-1」と「G-2」の違い

日本ヘルメチックス「G-2」はグレー色。基準価格は1,530円(税抜)

「G-1」と「G-2」には2つの違いがあります。

まず、G-1が塗布後もペースト状のままであり続ける不乾性粘着形なのに対し、G-2は塗布後に多少硬化して表面が乾く半乾性粘着形である点です。気体に対するシール性においては不乾性と半乾性に大きな違いがありませんが、液体に対するシール性が不乾性にはありません。半乾性であるG-2は液体の燃料油配管へも使用が可能であり、G-1よりも多用途であると言えます。

2つ目の違いは、G-2はG-1に比べて多用途ということもあり、僅かではありますがコストが高いという点です。

なお、G-2にもアイボリー色の「G-2/IV」のラインナップがございます。

塗布漏れを目視できるアイボリー色「G-2/IV」は基準価格1,740円(税抜)

まとめ

G-1は、都市ガス、天然ガス、そしてプロパンガスにも安心してご使用いただけます。ただし、基地や充填設備など液化したLPGが流体の場合は、G-2の方をオススメいたします。

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佐藤優光

佐藤優光

2014年入社。温水暖房と断熱保温のサブ担当を経て、2016年より燃料配管をメインに担当。1990年生まれ。ベストパーツオンラインの燃料配管の商品ページ作成も担当してます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。
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