
センサー式の弱点を補う壁裏探知機【下地探しどこ太Basic】
センサー式は安価だが針式併用がオススメ
壁裏の下地探しはセンサー式が主流になってきています。センサーを壁に向けると、壁裏の密度に反応してセンサーライトが点灯し、下地の位置をランプや音で知らせてくれるツールです。素早く測定できるメリットに、手頃な価格も加わって普及しています。ただし、安価な商品だと大抵は間違いも多いので、ピンを刺す針式を併用する方法が一般的です。
25~45mmの壁厚に使用可能
「下地探しどこ太Basic」は、石膏ボードの下地探知に使用します。センサー式に比べて作業効率は劣るものの、シンプルかつ正確な探知が可能です。壁厚に合わせて25、35、45mmの3種類を使い分けてください。片手でカンタンにロックの切り替えができ、不意に針が飛び出すのを防ぐ設計がされているので安全に使用することができます。本体内部には予め替針が2本内蔵されていますが、10本以上でも収納することができます。
品番 | 探知可能壁厚(mm) | サイズ(mm) | 質量(g) | 基準価格 |
79023 | 25 | 160×28×22 | 37 | ¥740 |
79024 | 35 | 170×28×22 | ¥830 | |
79026 | 45 | 180×28×22 | ¥930 |
マグネット付は木製下地+金属下地を探知
「下地どこ太Basicマグネット付(品番:79025)」には、前述の「下地探しどこ太Basic(品番:79023、79024、79026)」に金属探知機能が追加されています。金属製の配管や下地を先端のマグネットの反応で発見する仕組みです。
品番 | 探知可能壁厚(mm) | 基準価格 | ||
壁(針) | 壁(マグネット) | 天井(マグネット) | ||
79025 | 35 | 13 | 12 | ¥1,000 |
ビス選びに役立つ先端目盛り

目盛りを使用しておおよその壁厚を測ることができます。
先端にはおおよその壁厚が測れるように目盛りが付いていますので、適正なビス選びに役立たせることができます。センサー式には壁厚を測定する機能がありませんので、針式ならではの特徴といえます。
まとめ
「素早く探知できる」という、センサー式の壁裏探知機が一気に普及しました。このカテゴリの商品は安価に入手することができます。ただし、誤審のリスクや壁厚が把握できないという課題をクリアするために、針式を併用するのが一般的です。特に「下地どこ太Basicマグネット付(品番:79025)」、「下地探しどこ太Basic(品番:79023、79024、79026)」なら、正確な探知に加えて壁厚の測定も同時に行えるので、ビス選びにも有効です。

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