
現場のプロにこそ選んでほしい!『時短』と『高品質』を両立するBBKの銅管カッター
銅管切断の常識を覆す、BBKのオートマチックカッターという解決策
『片刃オートマチックチューブカッター(商品コード:TC-320S)』は銅管切断における「締め直す」という一手間をなくし、驚くほど滑らかでスピーディーな作業を実現します。
「早く」「きれい」に切断できる秘密
『片刃オートマチックチューブカッター』がもたらす「時間短縮」と「高品質な仕上がり」。この二つを両立させているのが、「オートマチック機構」と「片刃式」という二つの大きな特徴です。それぞれがどのように機能し、現場作業に貢献するのかを詳しく見ていきましょう。
商品コード | 切断能力 | 全長 | 質量 |
TC-320S | 4~32mm | 144mm | 235g |
締め直し不要で作業効率が飛躍的に向上する「オートマチック機構」
従来のチューブカッターでは、刃を銅管に食い込ませるために、何度もノブを締め直す必要がありました。しかし、『片刃オートマチックチューブカッター』は、本体に内蔵されたスプリング(ばね)の力によって、刃が自動で送り出される「オートマチック機構」を搭載しています。下図では逆向きで見えませんが、スプリング部に「HARD」「SOFT」の文字が刻まれています。直管など硬い銅管は「HARD」、なまし銅管などは「SOFT」の位置までハンドルを締め込んでおくことで、その後は一切増し締めをすることなく、常に最適な圧力で切断作業を行えます。

『片刃オートマチックチューブカッター』のオートマチック機構の説明図。
後工程の品質も向上させる「片刃式」の秘密
エアコンの配管工事において、切断面の品質はフレア加工の出来栄えを左右し、ひいてはガス漏れなどの不具合を防ぐための重要な要素です。一般的な両刃式だと銅管を両側から挟み込むように圧力がかかり、バリの発生や扁平が生じやすくなります。一方『片刃オートマチックチューブカッター』は片刃式で、鋭利な刃が管の外側からシャープに切り込んでいくためバリの発生や変形を最小限に抑え、きれいな切断面に仕上がります。このきれいな切断面により、切断後のバリ取り作業にかかる時間を大幅に短縮でき、そのまま高品質なフレア加工にもつながります。

『片刃オートマチックチューブカッター』片刃の説明図。最大限効果を得るためにも切断方向には注意が必要です。
まとめ
ラチェット式のトルクレンチや電動ドライバで施工可能なフレアツールなど、忙しい職人さんの強い味方となる商品を数多く展開しているBBKテクノロジーズ社。今回はその中でも『片刃オートマチックチューブカッター(商品コード:TC-320S)』にフォーカスしてご紹介しました。銅管切断という一つの工程における効率化は、一見すると小さな改善かもしれません。しかし、こうした確実な時間短縮の積み重ねこそが、一日の作業全体に大きなゆとりを生み、ひいては施工品質のさらなる向上にもつながります。

寺島 佳希

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