あなたが使うべきエアコン配管用壁貫通スリーブはコレ!

似たようなエアコン配管用壁貫通スリーブであっても、品番が違えば特徴が違うのはあたりまえ。でも何がどうちがうのだろうか?

エアコン配管用スリーブはどういうときに必要になるか?

そもそもスリーブとは何だろう?

設備業界では継手に入れる筒状の部品をスリーブといいますが、一般的にはS造やRC造の梁・壁・床などを貫通する設備配管ために、コンクリートを打設する前にボイド管をコンクリートに一緒に打ち込むことによって穴を作ることを言います。

木造住宅にこそスリーブが必要な理由

最近の木造住宅は、昔と違って高気密・高断熱の仕様となっていることが多くスリーブを入れないとそれが損なわれることがあるからです。また、壁の中にネズミが入り込んだ場合、配管をかじってしまいガス漏れや漏電や水漏れに発展する恐れがありますので、配管はスリーブやPF管といったさや管で保護しなければならないというのも理由の一つです。

エアコンを追加設置する時に必要となる「エアコン配管用スリーブ」

新築時に計画していない設備を追加する時や改修工事をする時は、配線や配管も変更しなければならず、床や梁に穴を追加する必要が出てきます。そうです、「エアコン配管用スリーブ」はエアコンを追加設置するときに必要となるのです。

コア抜き前に壁裏探知機で調査しておく

構造設計者が大丈夫と判断したうえで行うのであれば問題ありませんが、一般的には設備追加程度で構造設計者に相談できる現場は少ないと思います。「コア抜き」の場合には、事前に超音波の壁裏探査機を用いて、壁、床、梁に埋まっている大事な筋かいや鉄筋を損傷しないような位置に穴をあけることが必要です。特に筋かいは5㎝以上奥にあることも多いため、探知範囲が50mm以上のデジタル探知機(品番:GMS120)の利用をオススメします。手持ちの探知機が25mm程度のものであれば、判別できない恐れがあるので、室内側から細長いドライバー等を刺して筋交いの有無を確かめてからホルソーでコア抜きしてください。「コア抜き」後に貫通スリーブを入れ、隙間はシーリング(コーキング)してください。

エアコン配管用壁貫通スリーブの特徴

木造住宅にこそスリーブが必要な理由は前述のとおりですが、エアコン配管には別の理由もあります。というのも、スリーブがないと壁内の温かい空気がエアコンの背中側に入り込んでしまい、配管のみならずエアコンの表面やふちにまで結露がひどくなりカビが発生するおそれがあるからです。

両側からねじ込む貫通スリーブ「NFPシリーズ」

両側からねじ込むだけで壁厚調節が出来る為、カッターナイフが不要で切りすぎなどの失敗がありません。また、ねじ部に緩みを持たせている為、貫通穴の傾斜(5°)を自然に拾うことができます。別売で専用のウォールキャップ穴ふたを用意しています。将来、エアコンを取り外した際、スリーブをそのままに穴を塞げることもポイントです。ただし、この商品は高気密高断熱の住宅が普及する前からあるロングセラー商品のため、ねじ部が気密バランスを崩す恐れがありますのでご注意ください。

NFP専用ウォールキャップ(品番:NWM-C)

NFP専用穴ふた 各サイズ共通です。

250mmまでの壁厚に対応するつば付貫通スリーブ「FPFシリーズ」

FPF-60

つば付き貫通スリーブは、エアコンの室内機を壁面にピッタリつけてキレイに収められるように極薄ツバが人気の部品です。その中でも、最も厚い壁に対応できるのがFPF-60。本体に1cm単位でカットラインを設けているため、任意の壁厚で容易にカットすることができます。更に「組立時カット線」からカットし反対側に組み付けると5°の勾配が取れる設計になっているのも他にない特徴です。

つばがエアコンの室内機からはみ出さない「FPWシリーズ」

FPWシリーズ

つばにこだわるFPWシリーズは、つばの上下をカットしているため、どんな配管位置でも室内機からはみ出ることはありません。また、業界最薄1㎜厚のつばが、室内機の配管側を浮かせません。スリーブ本体に1cm単位のカットラインを設けているため、任意の長さで容易にカットできます。低価格ながら非常に使える逸品です。

専用ウォールキャップが選べる「FPシリーズ」

FPシリーズ

専用のウォールキャップを押し込みはめるだけのカンタン施工。ウォールキャップは2種類あり、屋内側には薄型ウォールキャップ「UWCシリーズ」がオススメ。その理由はつばが薄いのはもちろんですが、色がホワイトだという点です。白い内装が増えコンセントやスイッチもコスモホワイトが多く採用される今、アイボリーというわけにはいきませんよね。

また、スリーブ位置とエアコン室内機配管取り出し位置がずれている場合、ビスが見えない屋内用ダクトカバー「MDシリーズ」で配管をカバーすると思いますが、薄型ウォールキャップ「UWCシリーズ」はMDウォールコーナーにピッタリ合うつば形状になっている点も見逃せません。

オススメの薄型ウォールキャップ UWC-60ウォールキャップ

屋外側にはウォールキャップ「WCシリーズ」をお使いください。特に、品番末尾にNがつく商品は、SDウォールコーナー(ウォールキャップ用)SWM-LDウォールコーナー(ウォールキャップ用)LDWM-に対応していますので収まりがとてもきれいです。ちなみに屋内側に手持ちのWCシリーズを使いたい場合は、つばが厚いため「ウォールキャップ用のMDウォールコーナー」をお選びください。

もちろん、1cm単位でカットラインを設けています。

つばが厚いウォールキャップ WCシリーズ。品番末尾にNが付く商品はSDダクトSWM-、LDダクトLDWM-シリーズに対応しています。

 

新築で使いたい強度があるパイプスリーブ「GKWPシリーズ」

GKWPシリーズ

1mのロングタイプなので壁厚自由自在。複数台取り付けるときにも便利です。ロスが少なくなり、ごみの削減にもなります。そしてなんといっても今回紹介したスリーブの中で最もしっかりしていますので新築にも使いたい商品です。専用の配管キャップと組み合わせてお使い下さい。

パイプスリーブ専用配管キャップ GHC-60

まとめ

自然にドレン排水用の勾配が取れるスリーブ、美観向上のスリーブ、厚壁対応のスリーブ、価格重視のスリーブなど施工業者様のニーズにお応えできるようラインナップしました。現場にあわせたスリーブをお選びください。

なお、接合部、かん合部、貫通部などには必ずコーキング処理やパテ埋めなどを施し防水処理を行って下さい。

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