エコキュートのために開発された最高使用温度110℃のφ12.7銅管用ワンタッチ接続【エコタッチ】
※2020年9月15日に公開した記事ですが、一部修正して2023年1月23日に再度公開いたしました。
あの「テクタッチ」の系譜を受継ぐ革命児
建築用銅管φ15.88やφ22.22でおなじみの銅管ワンタッチ継手「テクタッチ」を、エコキュートの連絡配管として使用できるよう最高使用温度を110℃にまで改良されたのが「エコタッチ」です。あの「テクタッチ」の系譜を受継ぐ革命児「エコタッチ」でエコキュートの連絡配管を施工してみませんか。
狭い現場で使ってほしい「エコタッチ」
エコタッチは、狭くてロウ付が困難な現場でご使用していただくと、仕事の効率性、安全性、そして施工性を実感していただけます。施工手順はカンタンで、パイプ切断面を「リーマ(品番:R11006X)」で面取り、「テクマーク10A(品番:TF-MK10)」で真円を確認してマーキング、そしてマーキングラインまで「エコタッチ」を挿入するだけです。ロウ付と異なり、施工後のフラックスやロウ材によるトラブルはありませんので安心してお使いください。
「エコタッチ」のラインナップ
袋ナット付エルボ
「エコタッチ袋ナット付エルボアダプタ(品番:ECO-NAL)」は、φ12.7の銅管をG1/2に変換する継手です。エコキュートの貯湯タンク下部など狭い場所にご使用いただきたい継手です。また、万が一を考えると火を使いたくないという給湯器の入れ替え現場に使用するねじ式の循環金具にもオススメの規格です。
品 番 | 適合銅管 | 平行ねじ |
ECO-NAL | 12.7mm | 1/2 |
袋ナット付アダプタ
特にタンク下やヒートポンプ裏でのロウ付作業は、トーチバーナーの火によって外壁を焦がしてしまう危険性もゼロではありません。そんな時でも「エコタッチ袋ナットアダプタ(ECO-NAB)」があれば、そのような心配が無くなり差し込むだけのワンタッチ接続で、素早く、安全で、高品質な施工が実現できます。
品 番 | 適合銅管 | 平行ねじ |
ECO-NAB | 12.7mm | 1/2 |
φ12.7の銅管をR1/2に変換するオスアダプタ
品 番 | 適合銅管 | テーパおねじ |
ECO-MA | 12.7mm | 1/2 |
φ12.7の銅管をRc1/2に変換するメスアダプタ
φ12.7の銅管をRc1/2に変換するメスアダプタです。もちろん、金属ガイドを採用しているのでエコキュート用ですが、追い焚き配管が銅管の現場にこそ「エコタッチメスアダプタ(品番:ECO-WA)」をお使いいただければ、既存の銅管を活かしながら最新の循環金具を使用することが可能です。
品 番 | 適合銅管 | テーパめねじ |
ECO-WA | 12.7mm | 1/2 |
φ12.7の銅管どうしを接続するエルボ
品 番 | 適合銅管 |
ECO-L | 12.7×12.7mm |
φ12.7の銅管どうしを接続するソケット
品 番 | 適合銅管 |
ECO-S | 12.7×12.7mm |
取外し工具テクリップ
この「テクリップ」で接続済みの銅管から取り外すことができます。一度取り外したエコタッチ継手を再利用することは原則NGです。その理由は、銅管を抜き差しする際、止水Oリングに傷が入ることが懸念されるからです。
品 番 | 適合銅管 |
TF-JH10 | φ12.7用 |
まとめ
狭小スペースにエコキュートを設置する際は、連絡配管を銅管にした方がきれいに配管できます。一方、ロウ付けにまつわる熱交換器トラブルや接合部の腐食を経験され、嫌気を差している施工業者様もいらっしゃると思います。エコキュート用に開発されたワンタッチ継手「エコタッチ」施工すれば、φ12.7の銅管に挿入するだけでどなたでも同じ施工品質が実現します。
佐々木瞭
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