水栓柱の凍結防止が変わる!

水栓柱の近くに電源がない場合は凍結防止ヒーターを取付けられません。最近はペットケアやガーデニング用の水栓柱の設置も増えています。住宅には欠かせない水栓柱だけに、現場に見合った部材選びをしてユーザーに喜んでいただきましょう。

※2019年7月4日に公開した記事ですが、ワックスサーモエレメントからSMAへの仕様変更を追記、その他の部分も修正して2020年6月9日に再度公開しました。

 

水栓柱の凍結防止対策は関東以西でも必要?

不凍水栓柱(品番:D-X3-2013100)は水抜ハンドル式の基本形

寒冷地の水栓柱は、凍結防止対策として水抜ハンドル付の不凍水栓柱が当たり前。もしくは、電源を設けて凍結防止ヒーターを設置しています。

一方、関東以西では凍結防止対策が不十分な住宅も少なくありません。また、寒冷地であっても不凍水栓柱のデザインに目をつむることができないガーデナーやペットとの生活を楽しんでいる方々は、それ自体には水抜き機能がないおしゃれな水栓柱を設置しています。

しかし、最近はいわゆる寒冷地ではないエリアにおいても記録的な大寒波による凍結事故が発生していますので、現場に応じた最低限の対策は必要ではないでしょうか。

最低限の凍結防止にはコレ!

寒冷地以外の水栓柱の凍結防止には、凍結防止機能付きの万能ホーム水栓(品番:Y120WK)がオススメです。電源もハンドル操作もなく自動で作動し、その機能は長期間維持できるため、凍結防止ヒーターや水栓柱よりイニシャルコストもランニングコストも最低限に抑えることができます!

「凍結防止機能付き万能ホーム水栓(品番:Y120WK)」の作動原理

「万能ホーム水栓(凍結防止付)(品番:Y120WK)」は、ハンドル上部のカラービスが黄色です。

流水による凍結防止機能が内蔵されている

本体内が凍結しそうな温度(約2℃)になると、止水弁が自動で開きポタポタと少量の水を通水することによって凍結を防ぎ、本体内が4℃になると止水弁が閉じるという動作をします。

2020年の品質改良で、設定温度を検知するサーモ部をそれまでのワックスサーモからSMA(形状記憶合金製のばね)に切替え、より素早い動作と細かい開閉温度設定で節水を実現しました。

作動時水量は最大450cc/分(水温0℃、水圧0.05Mpa時)と一見多いように思えますが、通水すると水温で本体が暖められ数分で止水しますのでご安心ください。例えば、東京都水道局の令和元年度データによると、年間で最も水道水の水温が低くなる2月であっても平均水温は9.4℃。ポタポタでも通水すると間もなく止水温度に達することがお分かりいただけるのではないでしょうか。

故障と勘違いしないように「お知らせプレート」が付属

ポタポタと水が垂れているとハンドルの閉め忘れと判断して力を入れてハンドルを閉めるのが普通です。しかしそれでもSMAが動作している時はを回しても止水することができません。その状況を止水不良と勘違いすることが無いよう、凍結防止機能付水栓であることを明記したプレートが付属されております。

アンビタッチなどで水栓の胴体にぶら下げてください。

まとめ

最近はペットケアやガーデニング用のおしゃれな水栓柱の設置ニーズが増えています。一方で2018年は寒波による凍結事故が関東圏を中心に広く発生しました。緊急避難的に凍結防止ヒーターを設置する向きもありましたが、ランニングコストとイニシャルコストの両面から、冬場の平均水温が4℃程度ある現場であれば、お気に入りの水栓柱をお使いのまま、水栓だけを「凍結防止機能付き万能ホーム水栓(品番:Y120WK)」に取り換えてみてはいかがでしょうか?やるなら夏場です!!

 

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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