フレキシブルダクトの締付バンドを正しく使う

空調用・換気用フレキシブルダクトと継手の接続は締付バンドが基本。浸湿機能にはPETフィルム、消音機能にはポリエステル不織布やPETフェルト、断熱保温機能にはグラスウールやPETフェルト、ジャケットにはガラス繊維入りアルミニウム蒸着やアルミニウムなどの耐薬品性や耐熱性を狙った金属系とPETやポリエチレンのフィルムやPVCなどの耐薬品性や耐久性を狙った樹脂系という具合に、繊細な機能素材が使われているフレキシブルダクト。さらに巻き方向が異なる場合もあります。そんなフレキシブルダクトを締め付けるバンド特徴をご紹介しましょう。

断熱機能を有するダクトを優しく締め付けるバンド

断熱ダクト専用「ABAバンド」

断熱保温機能にはグラスウールやPETフェルトを内包している断熱保温用のダクトを面でやさしく締め付ける「ABAバンド」。例えば、断熱ダクト(消音機能付き)KM-DS、高断熱ダクト(消音機能付き)KM-KD2、断熱ダクトGDF-、消音グラスフレキダクトHH24NFF、シングル断熱ダクトKF-Sといった断熱機能を有するダクトにご使用下さい。

断熱ダクト用ABAバンド

特徴
  • バンド部内側にネジ溝の無いフラット形状のホースバンドが均一の圧力で締め付けるためグラスウールを傷めません。
  • バンド端部はR形状になっている為、断熱ダクトのジャケットを傷めません。
  • 角ネジを採用し、振動による緩みを防止します。
  • バンド部はアルジングメッキ処理で電気亜鉛メッキより約3倍の防錆能力があり耐久性に優れています。

らせん方向に沿って軟質部だけを締め付けるバンド

何気なく使っている締付バンドですが、ダクトの可とう性と伸縮性を担っている補強芯の上に重なると隙間ができて気密性が低下します。

そこに一石を投じたのが非断熱ダクト専用バンド。らせん状になっている補強芯を避けて軟質部だけを斜めに絞めつけることができる機能を拡張してきました。現在の非断熱ダクトは、製造メーカーの設備によって右巻きと左巻きのらせん方向が存在するので必ず確認しましょう。

右巻きの非断熱ダクト専用「SYバンド」

右巻きの非断熱ダクトKF-Hシリーズの補強芯の間にある軟質部だけを斜めに締め付ける「SYバンド」。φ50からφ75は2.0N・m、φ100~φ200は3.0N・mのトルクで絞めていただければホースを傷めることなく確実に施工できます。万が一、締めすぎるとダクトを破損する恐れがありますのでご注意下さい。

非断熱ダクト用SYバンド KF-Hシリーズ等右巻きホースにご使用下さい。

左巻きの非断熱ダクト専用「LSバンド」

左巻きの非断熱ダクトKM-Kシリーズのシリーズの補強芯の間にある軟質部だけを斜めに締め付ける「LSバンド」。φ50からφ75は2.0N・m、φ100~φ200は3.0N・mのトルクで絞めていただければホースを傷めることなく確実に施工できます。万が一、締めすぎるとダクトを破損する恐れがありますのでご注意下さい。

断熱ダクト用LSバンド KM-Kシリーズ等右巻きホースにご使用下さい。

まとめ

フレキシブルダクトと継手の接続は締付バンドが基本です。断熱ダクトは、グラスウールやPETフェルトをやさしく締め付ける「ABAバンド」をお使いください。非断熱ダクトは、右巻きの場合は「SYバンド」、左巻きの場合は「LSバンド」をお使いいただければ、補強芯の間にある軟質部だけを斜めに締め付けられます。隠蔽部に使用されるフレキシブルダクトは、点検や補修が容易ではないため、正しいバンドを選定し長期間安心できる施工をしましょう。

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