時代は完全フレキ配管。ガス栓台座セットの選び方

新商品ラッシュのガス衣類乾燥機やガス炊飯器を導入するためにはガス栓の増設が必要です。最近はガスフレキ施工が当たり前。ただ、鉄管と異なり柔軟なガスフレキでは露出タイプのガス栓を支えることはできません。本記事では、鉄管接続用の露出タイプのガス栓をガスフレキ接続する際に欠かせないガス栓台座セットの選び方をガイドします。

ガス栓台座セットに死角なし

近年ガス栓までの配管材として使用頻度が多くなっているガスフレキシブル管(以下ガスフレキ)。ガス栓を取付する際にもガスフレキを採用する施工業者様は増えています。そして鉄管接続用の露出タイプのガス栓をガスフレキ接続する際に欠かせない部材がガス栓台座セット

ガス栓台座セットには、馬蹄式と羽根式の2種類の工法と、それぞれに可とう管ガス栓用Aタイプとヒューズガス栓用のBタイプの計4種類が存在します。

馬蹄式ガス栓台座セット 「F-914シリーズ」の施工方法

藤井合金製作所が製作するガス栓台座セットのF-914シリーズは、バックプレート部分の形状が馬の蹄に似ていることから馬蹄式と呼ばれています。ガス栓固定台座セットが商品化された当時からある仕様なので採用実績が多く、ベテランの方に馴染みがある商品です。

ガス栓固定台座セット(馬蹄式) F-914シリーズ

ガス栓固定台座セット【F914B】にLB型一口ヒューズガス栓【FV613A-T】を取り付ける手順

F914施工手順画像1 1.ガス栓(FV613A-T)に台座セット(F914B)に同梱されている台座本体を固定します。
(台座本体にある六角穴付き止めねじ3本を六角棒レンチで締め付けます。)
※取り付ける前に台座本体の六角穴の奥にパッキンが取りついていることを確認してください。
F914施工手順画像2 2.フレキ管用片ねじソケットに台座セット(F914B)に同梱されている固定座金をはめ込みます。
※固定座金の裏表に注意してください。
F914施工手順画像3 3.ガス栓(FV613A-T)フレキ管用片ねじソケットを取り付けます。
フレキ管用片ねじソケット配管用シール剤を施し本体にねじ込みます。)
F914施工手順画像4 4.フレキ管用片ねじソケットガスフレキを接続してから、馬蹄型バックプレートを壁内にセットします。
※壁穴は50φで開口してください。
※左画像は室内側からの写真です。
F914施工手順画像5 5.馬蹄型バックプレートのワイヤーを引っ張り壁に密着させながら、ガス栓(FV613A-T)に固定された台座本体と馬蹄型バックプレートを取付ねじ(2本)で仮固定します。
F914施工手順画像6 6.引っ張ったワイヤーをフレキ管用片ねじソケットに巻き付けます。
F914施工手順画像7 7.取付ねじ(2本)を完全に締め付けて、完了です。

藤井合金製作所のサイトより引用

羽根式ガス栓台座セット 「F-917シリーズ」の施工方法

ガス栓台座セット「F-917シリーズ」は、バックプレートの形状が羽根に見えることから羽根式と呼ばれています。室内側からガス栓が固定できるため、引き込む際にワイヤーが必要になる馬蹄式に比べてカンタン施工。ベストパーツOnlineの取扱い数量も羽根式の方が多くなっています。

ガス栓固定台座セット(羽根式) F-917シリーズ

ガス栓固定台座セット【F917B】にLB型一口ヒューズガス栓【FV613A-T】を取り付ける手順

F917施工手順画像1 1.ガス栓(FV613A-T)に台座セット(F917B)に同梱されている台座本体を固定します。
(台座本体にある六角穴付き止めねじ3本を六角棒レンチで締め付けます。)
※取り付ける前に台座本体の六角穴の奥にパッキンが取りついていることを確認してください。
F917施工手順画像2 2.フレキ管用片ねじソケットに台座セット(F917B)に同梱されている固定座金をはめ込みます。
※固定座金の裏表に注意してください。
F917施工手順画像3 3.ガス栓(FV613A-T)フレキ管用片ねじソケットを取り付けます。
フレキ管用片ねじソケット配管用シール剤を施し本体にねじ込みます。)
F917施工手順画像4 4.台座セット(F917B)に同梱されている羽根型バックプレートをガスフレキに通します。

※壁穴は50φで開口してください。
※バックプレートの裏表に注意してください。
※左画像は室内側からの写真です。

F917施工手順画像5 5.フレキ管用片ねじソケットガスフレキを接続します。
F917施工手順画像6 6.ガス栓(FV613A-T)に固定された台座本体と羽根型バックプレートを同梱の取付ねじ(2本)で接続します。
(取付ねじの先端は羽根型バックプレートより1~2mm突き出る程度にねじ込ます。
F917施工手順画像7 7.羽根型バックプレートを壁または水切り内に挿入します。
F917施工手順画像8 8.取付ねじを手前に引き出し羽根型バックプレートを壁または水切り内に密着させてから、取付ねじ(2本)を締め付けて、完了です。

藤井合金製作所のサイトより引用

Aタイプは可とう管ガス栓、Bタイプはヒューズガス栓に対応

ガス栓台座セットの品番末尾は、Aが可とう管ガス栓のFV141DFV143DFV143Cの各シリーズに対応し、Bがヒューズガス栓の全品番に対応しています

左右平行にビスを取り付けた場合、Aタイプは六角平面が垂直、Bタイプは六角の角部が垂直です。二口ヒューズガス栓を取り付ける時は、ビス位置を縦にして工具が届くようにします。

六角部の形状によって使用できるガス栓が異なります。

ガス栓の製造メーカーや種類により六角部の形状が異なっている可能性がありますが、ガス栓固定台座セット自体は他メーカーのガス栓へも使用することが可能です。使用する際はガス栓の六角部の形状をご確認頂いた上で選定するようにしてください。

まとめ

使用頻度が多いガスフレキシブル管に露出タイプのガス栓を取り付けるためには、ガス栓台座セットが必要です。施工方法には馬蹄式と羽根式の2種類ありますが、どちらも用途は同じ。品番末尾のAとBは対象となるガス栓の種類を表しておりAが可とう管ガス栓用、Bがヒューズガス栓用です。

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佐藤優光

佐藤優光

2014年入社。温水暖房と断熱保温のサブ担当を経て、2016年より燃料配管をメインに担当。1990年生まれ。ベストパーツオンラインの燃料配管の商品ページ作成も担当してます。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。
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