Φ60耐雪トップで落雪による破損の心配がいらない給湯設備にしよう

屋根からの落雪により苦労するものが、北側に設置している設備の破損。中でも真冬に給湯や暖房が使えなくなる排気トップが破損すると、どんな天候であってもすぐに駆けつけて交換作業を行う必要があります。今回はそんな緊急事態を未然に防ぐΦ60FE式ガス石油給湯器用に開発された耐雪トップセットを見ていきます。

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耐雪トップセットを使ってみよう

Φ60、Φ80のガス石油給湯器及びボイラーの定番と言えばエルボトップ。しかし、今回はあえて耐雪トップをご紹介します。耐雪トップはエルボトップと同じJIA(財団法人日本ガス機器検査協会)認証品というくくりですが、屋根などからの落雪によって発生する排気トップの破損を回避するトップ形状になっているのが特徴です。

抜け防止機構は最新のSEP方式

嵌合状態から排気トップ受け口側の着脱ピンを排気トップ方向に移動させてロック解除して取り外す最新の抜け防止機構であるSEP方式を採用しているので、すべての機器メーカーに適合します。

ちなみに嵌合(かんごう)とは「嵌り(はまり)合い」のことをいいます。一般的に排気筒の嵌合状態とは排気が漏れない嵌り合いのことを意味しますが、SEP方式は機器メーカーが採用するNKP方式を寒冷地用に排気筒内の結露水までもが漏れない嵌合状態まで性能を引き上げているため、冬場の外気温度が低く結露水が多く発生する寒冷地にはなくてはならない仕様といえます。

外壁から突出する部分の長さがエルボトップと比較して100mm以上も短く、その形状も落雪を受け流すものになっている耐雪トップ(品番:SKP60T)

 

外壁への固定方法は、従来のエルボトップと同様に排気筒をクルクルと回し、下図の左右にあるフランジで外壁を挟み込み固定します。既存排気トップから交換する際、フランジ外径には注意が必要です。というのも、一般的なエルボトップのフランジ外径がΦ150なのに対して耐雪トップはΦ134と小さくなっているからです。

締付範囲は従来同様150㎜~250㎜です。この耐雪トップのねじ部も特管法に基づきALGCロックウールを必ず取り付けてください。

φ60 耐雪トップセット(標準型) (品番:SKP60T)

落雪を受け流す薄型形状

エルボトップにあって耐雪トップにないもの。それは外壁からの突出寸法です。エルボトップは約179㎜突出するのに対して耐雪トップは69㎜と大変短く仕上がっているため屋根からの落雪を心配する必要がなくなりました。

φ60 FEエルボトップセット(標準型)(品番:SKP60S)は、網付きエルボ、フランジ、パッキン、ALGCロックウール、アルミテープなどの工事に必要なすべての部材を同梱した大変お得な定番トップセットセットです。

φ60 FEエルボトップセット(直出型)(品番:SKP60S)の突出寸法は176㎜と長く、落雪をまともに受けてしまう構造になっています。

直出型もラインナップ

ユーティリティに設置して直ぐ後ろの外壁側に耐雪トップを設置する場合には直出型をご利用ください。屋内機器側は150㎜~170㎜の範囲でスライドさせて接続することができます。

φ60 耐雪トップセット(直出型) SKP60TW 屋内機器側は150㎜~170㎜の範囲でスライドさせて取り付けてください

まとめ

屋根からの落雪による排気トップの破損を未然に防ぐΦ60FE式ガス石油給湯器用トップセットは、トップ先端部の屋外突出部分が従来トップより約107㎜も短くなっています。ぜひ、冬場のお客様の生活を豊かで安定したものにするために耐雪トップに交換されることをオススメいたします。

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星孝幸

星孝幸

2013年入社。給排気筒担当。1963年生まれ
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