驚異の安定感!ボルト締め作業がとにかく捗る『ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ』
モンキーレンチはなめにくさ=ガタつきのなさで選ぶ
迅速な対応を求められることも多い現場において、扱いやすくかつ作業を確実に行える工具を選ぶことは非常に重要です。一口にモンキーレンチといっても、口開きが大きいものやレンチ先端が薄いもの、軽量・コンパクトなものなど様々あり、使用箇所やこなす現場の数により適切なモンキーレンチは異なります(参考記事:「モンキーレンチ選びに役立つスペックの違い」)。しかしいずれのシーンで使用するにせよ、ボルトやナットをなめて作業を滞らせる心配がないガタ無し機構を搭載したものを選ぶことで、作業効率と安定感をグッと向上させることができます。
他にはない安定感を生む3つのポイント
今回ご紹介するロブテックス社の「ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ(商品コード:UM○XD)」は、同社開発の独自構造を複数採用し、狭所での作業やなめやすい薄型のボルトナットの締め・緩め作業においても、従来のモンキーレンチとは一線を画す安定感を実現しています。
①ボルトナットをがっちり掴む独自構造「X-Drive(Xドライブ)」
本品の最大の特徴が、くわえ部に採用された独自構造「X-Drive(Xドライブ)」です。従来のモンキーレンチでボルトナットをくわえる場合、本体(上アゴ)と下アゴの2面で固定します。これに対して本品は、下図の赤線が示すように、3面で接触する形状となっているためしっかり固定でき、従来のモンキーやスパナと比べてもトルクが掛けやすく、段違いの安定感を誇ります。また、ボルトナットの角に当たる部分に隙間を設けた「逃がしR」(下図の青丸部分)により、角に力が集中せず傷つけにくいこともなめにくさの秘密です。

図1:「X-Drive(Xドライブ)」の構造
②タテ方向のガタを大幅に低減!「G-LESS(ガタレス)機構」
モンキーレンチのガタつきの原因のひとつとして、本体と下アゴの間にわずかな隙間があることが挙げられます。この課題に対して「ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ(商品コード:UM○XD)」は、内部に金属製のバネとボールを入れることにより(下図参照)、下アゴが本体に押し付けられている状態を作ることで隙間を小さくし、タテ方向のガタつきを解消。作業精度をぐっと向上させています。

図2:ガタレス機構の図解(ロブテックス作業工具総合カタログより引用)
③握りやすく滑りにくいグリップを装着
「ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ(商品コード:UM○XD)」の扱いやすさへのこだわりはくわえ部だけに留まりません。「Xグリップ」の名称通り、肉抜きにより軽量化したハンドル部に滑りにくいラバーグリップが装着されています。メーカー開発のラウンドフォルムによる握りやすさはそのままに、軽くなおかつ滑りにくく、手への負担を抑えながら効率的な作業が叶います。
ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ
| 商品コード | 口開き幅 | ボルトナット最大寸法 | 全長 | 重量 |
| UM24XD | 6〜24mm | M16 | 150mm | 90g |
| UM30XD | 8~30mm | M20 | 200mm | 170g |
| UM36XD | 8~36mm | M24 | 245mm | 300g |
まとめ
迅速な対応を求められることも多い現場において、扱いやすくかつ作業を確実に行える工具を選ぶことは非常に重要です。「ハイブリッドモンキレンチ Xグリップ(商品コード:UM○XD)」は、ガタつかずボルトナットをなめにくい独自構造と、握りやすさにこだわったハンドル&ラバーグリップにより圧倒的な締め・緩め作業の精度と安定感を実現しています。ぜひ一度お試しください。
鈴木 彩香
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