※この記事は2020年8月7日に公開したものですが、フレア配管の価格を改定し2022年8月5日に再公開しました。

部品セットはメリットがいっぱい

もはや通年商品となりつつあるルームエアコンですが、それでも夏の暑い時期には特に注文が集中します。このような繁忙期は、効率よく現場をこなす必要があります。必要な部材をセットにした「屋外用ダクトカバーセット」と「フレア配管セット」なら、見積作成や部材の選定と調達にかかる時間を短縮できるだけでなく、発注漏れの防止と現場搬入の労力も低減するなどメリットがいっぱいあります。

エアコン１台に必要なスリムダクトがひとまとめになっている

スリムダクトSDとその継手のラインナップは、さまざまなシチュエーションを想定し多岐にわたります。しかし、使用されるスリムダクトSDや継手は概ね定番化しています。一般的な住宅で必要になるパーツ類をあらかじめセット化することで、それぞれの部材を発注する手間と発注漏れを防止します。

SD仕様の「屋外用ダクトカバー3.0mセット（品番：ODK-77）」

「屋外用ダクトカバー3.0mセット（品番：ODK-77-IV）」は当日出荷です。

※カラーはアイボリーのみ

業界トップメーカーである因幡電工のスリムダクトSDをルームエアコン１台分に最低限必要な４アイテムだけをセットしました。ご注目いただきたいのは、端末カバーがセットに含まれていない点です。通常、端末カバーから室外機まで露出している冷媒配管を「コーテープ」で巻き上げて保護することが一般的ですが、「屋外用ダクトカバー3.0mセット（品番：ODK-77）」では、端末カバーの代わりにフリーコーナーを用いて室外機の配管カバーにダイレクトに差し込む工法でテープ巻きの作業時間を削減します。

また、ウォールコーナーは後付用を選定しています。これはエアコンを新設する現場だけでなく、入替工事であっても既存の銅管を動かさずに再利用できてぐっと楽になります。

コスパ抜群！LD仕様の「屋外用ダクトカバー2.8mセット（品番：ODK-70）」

「屋外用ダクトカバー2.8mセット（品番：ODK-70）」は当日出荷です。

70サイズのスリムダクトLDと、「LDウォールコーナー（後付け用）（品番：LDWA-70-I）」、「コーナー平面（品番：LDK-70-I）」、「フリーコーナー（品番：LDF-70-800-I）」をセットにしました。前述のSDモデルに比べるとコスパに優れるうえ、コンパクトに冷媒配管・ドレンホース・Fケーブルをまとめることができます。ただし、例えば換気エアコンなど付加価値の高いエアコンは使用する部材が多いため対応できない点に注意が必要です。

※カラーはアイボリーのみ

冷媒管にフレア加工を施してある「フレア配管セット」

最近は、4.0kwまでのエアコンであってもφ6.23×φ9.52（２分３分）の冷媒管で対応できることもあり、フレア配管セットの出荷数量が再び増加に転じています。

「フレア配管セット」は冷媒管の長さだけで選べばいい

「フレア配管セット（品番：SK-233D23）」は当日出荷です。

「フレア配管セット」はルームエアコン1台に必要な冷媒配管・ドレンホース・パテ・粘着テープ・Fケーブルを１箱にまとめたセットです。冷媒管の長さを選ぶだけで必要となるすべての部材が揃うので、選定にかかる手間や発注漏れを防ぐことができます。もちろん、冷媒配管の両端はフレア加工済みなので、施工時間短縮と品質向上もはかれます。

まとめ

繁忙期には、現調する時間もないほど忙しいエアコン設置工事。「屋外用ダクトカバーセット」と「フレア配管セット」を使えば見積が楽になるうえ、部材の手配漏れを防止できます。また、冷媒管はフレアが切られているので施工時間と品質も向上します。そのうえ、ひとまとめに梱包されているので、現場への搬入も容易でゴミも少なくて済みます。ぜひ一度、「屋外用ダクトカバーセット」と「フレア配管セット」をお試しください。