ここまで進化した!あらゆるメーカーに取付られる「風向ガイド」

エアコンの普及率が高まったことで、室外機の設置スペースが足りなくなり新しいニーズが生まれています。部品業界も大きく影響を受けており、効率的に室外機を設置できる架台の売れ行きは非常に好調です。しかし、設置場所によっては、同じ方向に複数台分の排熱が長く吹き続けることによる問題も増えています。本稿では、エアコンメーカーを問わず設置できる「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」をご紹介します。

※2020年8月18日に公開した記事ですが、仕様変更を加え2021年9月21日に再度公開しました。

排熱の吹き出し方向を変える必要性

図1:集合住宅のショートサーキットイメージ

以前は、図1のような集合住宅のバルコニーなど狭所な場所に室外機を設置した場合に多く見られた排熱の吹き出し方向に関するクレーム。ショートサーキットと呼ばれ、室外機から出る排熱が設置環境の悪さから吸気側に混ざり、室外機の運転効率が低下し、最悪の場合には運転が停止してしまう現象です。

実は、最近、戸建住宅であっても隣接する家からの吹き出し方向に関するクレームが増えています。その解決方法として、風向ガイドを設置して排熱の吹き出し方向を調整するというものがありますが、実はエアコンのメーカーと機種によって種類や施工方法が違い大変。その点、「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」を使用すれば、ほとんどのメーカーの室外機にカンタンに取付けられます。

アルミ製になって軽量化された「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」

図2:「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」は1枚から当日出荷

品番 寸法 マジックテープ幅 基準価格
C-FG-AL 550㎜×550㎜ 25㎜×40㎜ ¥11,000

2020年にフルモデルチェンジを行い、産業用マジックテープで貼りつける仕様にしたことで施工性が格段に向上した風向ガイド。しかし、鋼板製だったため重量が3.6kgと「重くて落ちそう」と施工業者様から不安の声が寄せられることもありました。そこで、さらに改良を加え、材質をアルミに変えることで重量を半分の1.7kgまで軽量化し、四角も角を取るマナーチェンジを実施しました。

産業用マジックテープが凄い!着脱が超カンタン

図3:自動車産業や航空宇宙産業にも採用されている強力な面ファスナーのマジックテープを採用

なんと「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」の固定方法はマジックテープ。この面ファスナーという産業用マジックテープは、身近に触れてきた「貼って剥がせるマジックテープ」とは一線を画すもので、自動車産業や航空宇宙産業にも採用されている技術です。フックとループが軽く触れてもすぐにはくっつかず、それに反して真正面から押すだけでしっかりくっつき、上下左右方向にはズレないという機能を有する凄いマジックテープなのです!

もちろん、室外機内部の洗浄やメンテナンスを依頼された場合、真正面から脱着できるので「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」が邪魔になることはありません。

室外機の表面が凸凹している場合は荷締めベルトでも固定できる

室外機のマジックテープ接着面に凹凸があったり、Rがかっていてマジックテープが完全に接着できない場合は、ルーバー組についているベルト通し孔を利用して市販の荷締めベルトで固定することができます。

図4:ベルトサイズは幅25㎜、長さ3m程度を推奨

設置向きで吹き出し方向が変えられる

図5:風向ガイドをつけてもスタイリッシュ

吹き出し方向は上下と左右の4方向に設定できます。多くは上方向に設定しますが、正面にシンボルツリーや低木がある場合や室外機の設置場所が道路に面していて通行人の顔に風が当たってしまう場合は、横方向に風を逃がすことができます。

図6:小さい室外機に左吹き出しで「風向ガイド」を取り付けた事例

風向ガイドの高さを5mmの範囲で調整できる

図7:室外機のルーバーが干渉する場合、5mmの範囲で前方に引き出して解消

「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」の取付金具は長穴が開いているので5㎜以内で高さを調節することができます。室外機のルーバーが当たってしまう場合に使える工夫です。ただし、最も奥行を詰めても正面方向に85mm出てくるので、二段置架台の1段目に設置する場合は、室外機と二段置架台のキャクとの間に100mm程度のスペースが確保できている必要があります。

図8:二段置架台の2段目に人の顔付近に排熱が直接吹き出さないよう上方に調整した現場

設置前に確認したい3つのポイント

多くの室外機に取り付けできるようになった「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」ですが、設置には3つの条件があるので施工の前に確認しておくと安心です。

取付面が平らであること

エアコン室外機に直接取付けをするため、室外機にマジックテープを貼り付ける必要があります。貼付け面が湾曲していたり、凸凹しているとうまく接着できないことがあります。その場合は、ルーバー組についているベルト通し孔を利用し市販の荷締めベルトで固定して下さい。

マジックテープを貼るスペースがあること

前項と同様に室外機にマジックテープを貼り付けるため、1カ所当たり25㎜×40㎜のスペースが必要です。

室外機ファンの外径は550㎜×550㎜以内であること(重要)

室外機ファンのサイズが550mm×550mmより大きいと正しく風向を変えることができません。また、室内機のルーバーと「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」の取付足が干渉してしまい取付できません。流行りの家庭用マルチは、残念ながら取付できません・・・。また、吹き出しグリルの外径が500mm×500mmより小さければ、「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」の取付足を内側にして施工できるので、見た目はグッと良くなります。

まとめ

室外機の排熱方向を変える風向ガイドは、集合住宅のショートサーキット対策のみならず、戸建住宅であっても隣接する家からの環境クレーム対策のニーズが生まれています。産業用マジックテープで取り付ける「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」なら、取付金具のビス位置を気にすることなく、ほとんどのエアコンメーカーの室外機にカンタンに取付けられます。ユーザーからのクレームがあった場合はもちろんですが、そうなる前から狭所での室外機設置工事には「風向ガイド(品番:C-FG-AL)」をオススメして、機器の能力を十分に発揮させましょう。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。
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