
ありとあらゆる配管をすっきり収納「リフォームダクトツイン」
施工がよりスムーズに!ツインタイプで美しい仕上がりを実現
従来のシングルタイプでは、給水と給湯の配管をそれぞれ別のカバーで施工する必要がありました。そのため、配管が2本並ぶことになり、どうしても見た目がごちゃごちゃしがちでした。
しかし、同時にカバーできるツインタイプを使えば、2本の配管を1つのカバーにまとめることができます。これにより、配管周りが格段にすっきりとした施工が可能になりました。
特に、リフォーム工事では既存の環境に合わせる必要があるため、コンパクトで美しい仕上がりは非常に重要です。ツインタイプは、そうした施工ニーズに完璧に応える新しい選択肢となるでしょう。
どんな配管にも対応!パイプホルダーで広がる汎用性
「ツインタイプは1サイズしかないから、使える配管が限られるのでは?」そう思われる方もいるかもしれません。しかし、このリフォームダクトツインの真骨頂は、別売りのパイプホルダーにあります!
例えば、VP管なら呼び13、16、20にそれぞれ対応するパイプホルダーJH-13J、JH-16、JH-20。
架橋ポリエチレン管やポリブテン管といった樹脂管なら、裸管や保温材付きのサイズに応じてJRH-13A、JRH-16J、JRH-16H。
アルミ三層管にはJH-10J、JH-13J、JH-20、ステンレスフレキにもJH-13J、JH-16、JH-20などの専用のホルダーがあります。
このように配管の対応範囲の広さはリフォームダクトツインの大きな強みです。現場で「このパイプには合わない…」という悩みを解消し、多様な状況に柔軟に対応できるため、リフォーム工事に最適です。
屋外でも安心!優れた耐候性
配管は屋内だけでなく、屋外に露出することも少なくありません。紫外線や風雨にさらされる屋外の環境では、通常の配管カバーでは劣化が心配されます。リフォームダクトJDとツインタイプのTJDは、耐候性に優れた特殊な樹脂を採用しているため、屋内外を問わず、長期間にわたってコンパクトで美しい仕上がりを維持できます。
「リフォームダクトツイン」施工手順
引用元:因幡電工INABA DENKO【空調関連部材・防火区画貫通部材】
壁面にベース部分をねじ径4mmのタッピングビスで固定します。ベース部の底部には両面テープが貼付されており、仮止めに便利な仕様になっております。詳しくは、公式の施工手順動画でご確認いただけます。
豊富なラインナップで複雑な配管にも対応
リフォームダクトツインは、基本となる化粧カバーの他にも、様々な接続パーツが用意されています。これにより、どんなに複雑な配管経路でも、きれいに納めることが可能です。
品 番 | 商品画像 | 特徴 |
TJD-20 | ![]() |
ストレートの化粧カバーです。 |
パイプホルダー | ![]() |
リフォームダクトツインのベース部に配管を固定するのに使用します。 |
平面エルボカバー | ![]() |
リフォームダクトツインの壁面(平面)の曲がりに使用します。 |
立面インコーナー | ![]() |
リフォームダクトツインの入隅(角配管)に使用します。 |
立面インコーナーミニ | ![]() |
リフォームダクトツインの入隅(角配管)に使用するミニタイプです。 |
立面アウトコーナー | ![]() |
リフォームダクトツインの出隅(角配管)に使用します。 |
立面アウトコーナーミニ | ![]() |
リフォームダクトツインの出隅(角配管)に使用するミニタイプです。 |
フリーコーナー | ![]() |
幕板などの乗り越えや、90°までの曲部に使用します。 |
ウォールコーナー | ![]() |
リフォームダクトツインの配管を外壁から取り出す部分に使用します。 |
平面チーズカバー | ![]() |
リフォームダクトツインの壁面(平面)の分岐配管に使用します。 |
壁貫通チーズカバー | ![]() |
リフォームダクトツインの壁面(平面)の壁貫通部の分岐配管に使用します。 |
ジョイントカバー | ![]() |
リフォームダクトツイン配管同士を接続する際に使用します。 |
シーリングキャップ | ![]() |
天井・壁からの取出した際に使用する化粧カバーです。 |
シングル変換アダプター | ![]() |
リフォームダクトツインをリフォームダクトシングルに変換する際に使用します。 |
混合栓用ボックスカバー | ![]() |
混合水栓を取付ける際に使用する化粧カバーです。 |
まとめ
リフォームダクトJDツインは給水・給湯配管を同時に収納できる画期的な化粧カバーです。従来のシングルタイプを2本並べる必要がなくなり、見た目が格段にすっきりとしました。
最大の特長は、別売りのパイプホルダーを使い分けることで、VP管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、アルミ三層管、ステンレスフレキなど、非常に多くの管種とサイズに対応できる点です。
未来工業のRMモールと比較すると、パイプホルダーの取り付けに手間はかかるかもしれませんが、その分汎用性が非常に高いため、多様な配管工事が求められるリフォーム現場にとって、これ以上ないほど使い勝手の良い製品と言えます。ぜひ一度お試しください!
※このブログは2022年6月に初回公開されましたが、内容を見直し、2025年9月24日に再度公開いたしました。

佐藤 陽子

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