パイプメーカーの樹脂管用逆止弁付ボールバルブをご存知ですか?

「樹脂管用逆止弁付ボールバルブ」は寒冷地を除くエリアで給湯器を施工する方にとって必須アイテム。万が一の漏水事故を考えると寝ていられないという施工業者様が今夜から枕を高くして寝ることができる「パイプメーカーの樹脂管用逆止弁付ボールバルブ」を解説します。

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樹脂管用逆止弁付ボールバルブの最新トレンド

普段当たり前のように使ってる樹脂管用逆止弁付ボールバルブ。構造に劇的な変化はないものの、実はパイプメーカーがワンタッチ継手を一体化した商品開発を進めています。樹脂管用逆止弁付ボールバルブの仕様についておさらいするとともに最新事情をチェックしていきます。

構成部品を確認

まず、樹脂管用逆止弁付ボールバルブの構成部品について確認します。主な機能は逆止弁、ボールバルブ、機器側袋ナットアダプタ、そして樹脂管用継手。既に「樹脂管用逆止弁付ボールバルブ」として給湯器の給水側に採用している施工業者様は多数お見えになります。

架橋ポリエチレン管などの樹脂管を差し込むだけで施工が完了します。

メリットを再確認

架橋ポリエチレン管を採用している現場で、樹脂管用逆止弁付ボールバルブを使用すれば以下のメリットを享受できます。

部品コストが約1割削減できる

組み合わせるパターンにもよりますが、バルブと継手をそれぞれ手配するよりも、継手が一体になっている樹脂管用逆止弁付ボールバルブの方が製品単価が約1割安くなります。例えば「CB8型逆止弁付ボールバルブ(品番:CB8-13-S)基準価格¥1,730 + ダブルロックジョイントオスアダプター(品番:WJ1-1310-S)基準価格¥1,080=基準価格合計¥2,810」に対して、樹脂管用逆止弁付ボールバルブ(品番:CBW7-1313-S)の基準価格が¥2,520という具合です。集合物件など数量が多い現場では、単価一つとっても検討する価値があります。

樹脂管継手が一体化していない逆止弁付ボールバルブ(品番:CB8-13-S)は、既存配管が金属管の場合に使うことをオススメしています。

架橋ポリエチレン管用のダブロロックジョイントオスアダプタ(テーパ)(品番:WJ1-1313C-S)。テーパおねじにシールテープを使用します。

漏水リスクが低減

あらかじめ継手が一体化されているため、接合箇所が1ヶ所減り漏水リスクも下がります。

施工時間が短縮できる

バルブと継手が別体の場合は、シールテープもしくはパッキン等で止水処理をしなくてはならないのでその分の時間が必要になりますが、一体式はそもそもその必要が無いため施工時間の短縮が図れます。

狭小スペースでも施工がしやすい

一体化している分だけ面間寸法が短くなり、狭小施工であっても配管スペースに余裕が生まれます。壁掛式給湯器の配管カバー内部に給水管、給湯管、おいだき管、温水暖房管、そしてガス管のすべてを収める戸建からパイプシャフト内部に電気、ガス、空調、そして衛生までの配管を収める集合物件まで、一体型のメリットを感じていただけます。

樹脂管の種類で仕様が決まる

樹脂管用逆止弁付ボールバルブの仕様を決めるのは樹脂管の種類。バルブメーカーの樹脂管用逆止弁付ボールバルブで使えるのは架橋ポリエチレン管、ポリブデン管、塩ビ管の3種類。現在の主流は架橋ポリエチレン管です。

オンダ製作所の樹脂管用逆止弁付ボールバルブは全方位

バルブメーカーであり、樹脂管ワンタッチ継手のパイオニア「ダブルロックジョイント」の生みの親でもあるオンダ製作所は、樹脂管用逆止弁付ボールバルブのカテゴリにおいても先駆者で採用実績が最も多い存在。継手専業メーカーの強みを存分に活かし、架橋ポリエチレン管、ポリエチレン管、そして塩ビ管まで全方位のラインナップと手ごろな価格が魅力です。

架橋ポリエチレン管とポリブデン管に適したモデルCBW7型

CBW7シリーズは、G1/2とG3/4の2種類がある。どちらも架橋ポリエチレン管は13Aと16A、ポリブデン管は13Aを接続できる豊富な品揃えから選べる。L型のCBWL7シリーズも人気です。

塩ビ管に適したモデルCB26型

CB26シリーズは、HIVPの13A又は16Aを接着する仕様。S型の他にL型(CBL26型)もある

樹脂管用逆止弁付ボールバルブの最新トレンド

タワーマンションが急増したあたりからパイプと継手を同一メーカーにする動きが顕著になってきました。というのも、タワーマンションで漏水した場合、階下の世帯数が非常に多いために従来では考えられない損害賠償を負わされる事例が増えてきたことが背景にあるようです。

パイプと継手を同一メーカーにしないとパイプメーカーの保証が得られない

品ぞろえが豊富なバルブメーカーの樹脂管用逆止弁付ボールバルブですが、デメリットは万が一の漏水事故の場合にパイプメーカーの保証が得られない場合がある事。施工責を疑われないようにするためにパイプと継手は同じメーカーにした方が無難です。

最新ラインナップ

パイプメーカーはラインナップが少ないため便利とは言い難いですが、安心して枕を高くして寝ることができます。一方で、継手メーカーは益々パイプメーカーが作れないようなかゆい所に手が届くラインナップを追加しています。各社の樹脂管用逆止弁付ボールバルブの最新ラインナップを見てみましょう。

架橋ポリエチレン管用の「エスロカチットS逆止弁付ボールバルブ」(積水化学工業)

積水化学工業の架橋ポリエチレン管「エスロペックス」を使用するなら、2019年11月に発売した新商品「エスロカチットS逆止弁付ボールバルブ(品番: SMVC13)」をオススメします。機器側の袋ナットアダプタはG1/2とG3/4の2種類があり、配管側はエスロカチットが内蔵されていて13Aと16Aの架橋ポリエチレン管から選ぶことができます。(2019年12月現在)

首都圏を中心に高いシェアを持つエスロカチットシリーズですので、今後は目にする機会も増えていくのではないでしょうか?

新商品 積水化学工業エスロカチットS継手付逆止弁付ボールバルブ(品番: SMVC13)1個から当日出荷

ポリブデン管用 の「逆止弁付ボールバルブユニオン」(ブリヂストン)

ブリヂストンのポリブデン管に使用するなら、プッシュマスター継手が一体化した逆止弁付ボールバルブユニオン品番:NSVU13J)をオススメします。

ブリヂストンのプッシュマスターが一体化した「逆止弁付ボールバルブユニオン(品番:NSVU13J)」

据置型給湯器に使いたいL型CBWL7シリーズ(オンダ製作所)

CBWLシリーズはCBWシリーズのL型でG1/2とG3/4の2種類がある。どちらも架橋ポリエチレン管は13Aと16A、ポリブデン管は13Aを接続できる豊富な品揃えから選べる

エコキュートなどの貯湯ユニットの下部に使いたいCBW22A

貯湯ユニットの下に使うと便利です

まとめ

あまり知られていないパイプメーカーの継手が一体型された「樹脂管用逆止弁付ボールバルブ」ですが、万が一の事故が発生した際に責任の所在を明確にしやすいというメリットがあります。積水化学工業のエスロカチットSの継手付を発売して、さらに選択肢が広がりました。まだ使ったことのない方は、ぜひ一度お使いになってみてください。きっとご満足いただけると思います。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関する小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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