確認しておきたい。銅管のロウ付け術

近年、冷媒配管以外で銅配管施工が少なくなりロウ付け作業をする機会が減少していませんか?しかし「機器入替え工事やリフォーム現場で既存配管が銅管だった」ということがまだあり得ます。そこで銅配管ロウ付け作業を初心にかえって確認してみましょう。ロウ付け作業をした事が無い方も是非ご覧になってください。

知っておきたいロウ付け作業と関連部材

①フラックス塗布

フラックスは必要最小限に塗布し、接合部の管端3~5mm離して銅管外面に塗布します。そこで気をつけるのは継手内面には絶対に塗布しないです。思い込みでフラックスは多く塗布した方がロウ付けに良いと思っている方がいらっしゃいます。これは間違いです。フラックスの塗布多いと、ロウ付けに悪影響を及ぼす事になり、ロウ付け後の腐食の原因となりますのでご注意ください。

フラックス SFK-M100 緑青が出にくい弱腐食性のフラックスです。活性温度:180-400℃・適合母材:銅管、真鍮などに使用出来ます。

②銅継手を差し込む

フラックスを塗布した銅管へ、銅継手を差し込みます。継手の奥にストッパーがあるのであたるまで差し込みます。継手を2~3回まわしフラックスを銅管表面に馴染ませます。

建築M銅管(2m) SKM2-1588 必要な長さにカットして使用します。4ⅿ長尺商品は別途長物送料がかかりますが発送することは可能です。

 

③銅管と銅継手を加熱する

ロウ付け作業にとってガストーチバーナーでの加熱は最大のポイントです。ロウ付け部を適温(270~320℃)まで均一に加熱する必要があります。銅管は熱伝導性に優れているので、均一に加熱され易い特性を持っています。加熱はガストーチバーナーなどで行います。銅管と銅継手に炎をあてるとある程度均一に加熱ができます。しかし、加熱をしすぎるとフラックスが炭化する場合があるので注意が必要です。なお、狭い場所での過熱には耐熱マットとフレームガードをご利用になると便利です。

ガストーチスパークリング ST-450R リング状の炎で効率よくパイプを加熱できます。 当日出荷いたします。

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④ソルダーワイヤーを隙間に入れる

ソルダーワイヤーを差す銅管の適温は270~320℃です。
ガストーチバーナー加熱の場合、適温になると銅管の色が奇麗なピンク色となり、同時に炎の色が薄緑色になります。この時ガストーチバーナーを外し、炎が当たっていた銅管の反対側にソルダーワイヤーの先を差します。ソルダーワイヤーは温度の低い方から差すことが原則です。

銀の含有量で使い分けてください

まとめ

銅配管のロウ付け作業は最近のワンタッチ継手と異なり、部材が数点必要となり作業時間が多くかかります。一方で、シール材やパッキンの類の止水と異なり耐圧性能が高く、長期にわたり止水性能が期待でき、配管・継手が美しい上に安価というメリットもあります。

どうしても火が使えない現場や経験の浅い外注先の場合もあるでしょうから、テクタッチ(銅管用ワンタッチ継手)とあわせてご検討してみてはいかがでしょうか。

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