バランス釜の入替え時に取り換えたいスペーサー。何が違うか知っていますか?

こんにちは!設置固定バイヤーの佐々木克仁です。

今回は「バランス釜の交換をしますが、循環口と本体の高さ調整に苦慮しています。何か良い方法はありますか?」という古くて新しいご質問をいただきました。

今では新築時に設置される現場がなくなってしまった「バランス釜」ですが、公営住宅などでの交換需要は残っています。そんなバランス釜の取り換え工事に必要な「レベル調整部材(スペーサー)」にはどのような種類があるのでしょうか。

「特監法」でも触れられているバランス釜のレベル調整

特定ガス機器を設置工事する際に必要な「特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律(特監法)」。自然給排気を利用しているバランス釜も例外ではなく、監督者(資格保有者)が施工終了後に「特監シール」などの表示ラベルを添付する事が義務付けられています。

実は、「レベル調整」についても、(一財)日本ガス機器検査協会が発行する「ガス機器の検査基準及び実務指針」(通称:黒本)で、簡単に触れられております。

バランス釜で温められたお湯が浴槽側に向かい上向き勾配の接続金具の中をゆっくり上っていき、浴槽側のぬるくなったお湯がバランス釜にゆっくりと下がってくる自然循環を繰り返しながら追い焚きする仕組みです。仮に逆勾配の場合、加熱された水が風呂釜の給湯口で滞留してしまい、この滞留した水が風呂釜の内部で沸騰して釜鳴クレームや事故に至る恐れがあるから触れられているのかもしれません。

スタンダードな「角ゴム」

黒本でも紹介されているのがこの「角ゴム」です。ほとんどの場合は厚みの違う天然ゴムの板をカットして、単独もしくは重ねてバランス釜または浴槽の足の下に敷いて高さ調整をします。ベストパーツ・オンラインでは、100㎜角にカットした加工の必要がない天然ゴム製の角ゴムを3種類(厚さ5㎜/10㎜/20㎜)ご用意しておりますのでご利用ください。

角ゴム 1枚から当日出荷します

差し込み深さで微調整ができる「ガタ止めゴム」

角ゴムが単純な平板なのに対してこの「ガタ止めゴム」は一面が斜めにカットされ、そこに細かいスリット(段)が入っています。そうする事で肉厚の薄い面をバランス釜の足下に横から差し込んで容易に高さ調整が可能にしています。また、スリットが滑り止め効果を発揮し、足がずれるリスクを軽減します。材質はEPDMのため、天然ゴムと比較して耐久性に優れます。弊社ではタイプが異なる2種類を当日出荷でご用意しています。

先端が薄くて人気があるガタ止めゴム「B-GSタイプ」は大・中・小の3種類誤用しています。 1枚より当日出荷

勾配が緩い「B-GDタイプ」は重量がある浴槽にピッタリ

品番 基準価格
B-GSB 71.5 17 59 4.5 300
B-GS 68 16 50 3 200
B-GSS 64 14 30 2 170
B-GD1 69 19 55 11 280
B-GD2 68 13 55 7 190
B-GD3 70 9 50 2 160

まとめ

まだまだ機器入替え需要がある「バランス釜」などの自然循環式隣接風呂釜は、風呂釜から浴槽に向かう上り勾配が施工のポイント。風呂釜の交換時期はゴム製スペーサーも劣化していますので必ず取り換えてください。その際には風呂釜と浴槽のレベル調整には角ゴムを使い、ガタつきを抑えるための微調整にガタ止めゴムをオススメいたします。

ベストなパーツでは、施工業者様の住宅設備部材に関わる小さな疑問やお困りごとの解決のお手伝いをさせて頂きます。

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Katsuhito Sasaki

Katsuhito Sasaki

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は設置固定を担当。1976年生まれ。
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