隠ぺい配管の結露リスクを低減する冷媒用被覆銅管「ペアコイルKHE」

美観重視で隠ぺい配管することが増えてきた冷媒配管。温暖化による影響でしょうか?最近、隠ぺい配管の結露トラブルを耳にしました。ハウスメーカーによってはガス管側の断熱材厚みを20mmに指定している場合もあるようです。住宅に欠かせないエアコンだけに、しっかり結露対策をしてエンドユーザーの信頼を勝ち取りましょう。

※本稿は、2020年3月27日に公開しましたが、編集・校正し2021年4月28日に再公開しました。

連成計

ガス管側だけが断熱材厚み20mmのペアコイルKHE

エアコンの冷媒管を隠ぺい配管にした現場では、壁裏に結露が生じる場合があります。ドレンホースやドレンパンから漏水していた事例もありますが、どちらにしてもユーザーが知るころには壁裏の断熱材は水を吸い、石膏ボードやクロスはカビだらけです。

冷媒用被覆銅管の結露発生原因

冷媒配管は冷房運転時に低温の冷媒ガスが流れるため銅管表面が低温になります。断熱材で銅管と外気との接点を失わせているものの、徐々に銅管の熱が断熱材に伝わり、ついには被覆面までが冷やされ露点温度以下になると表面結露が生じます。

防露範囲までガス管側の断熱材の厚みを増してください

配管設置場所の最悪条件に対して、冷媒配管の技術資料で防露範囲に収まっていることを確認してください。一般的な冷媒配管の断熱材は10mm厚ですが、防露範囲に収まらないようでしたら低温になるガス管側の断熱材が20mm厚の「ペアコイルKHE」をお使いください。それでも不足する場合は、断熱材の上から「断熱粘着テープ(品番:DHV)」を増し巻きしてください。

ガス管側の保温材だけが20㎜厚の「ペアコイルKHE」

「PC-2320-KHE」は受注当日出荷、「PC-2420-KHE」と「PC-3520-KHE」は受注翌々日の出荷です。

品番 液管(銅管外径x銅管肉厚x保温材厚) ガス管(銅管外径x銅管肉厚x保温材厚) 全長 基準価格
PC-2320-KHE 6.35×0.8x8mm 9.52×0.8x20mm 20m ¥29,000
PC-2420-KHE 6.35×0.8x8mm 12.7×0.8x20mm 20m ¥34,300
PC-3520-KHE 9.52×0.8x8mm 15.88×1.0x20mm 20m ¥46,100
増し巻きには「断熱粘着テープ(品番:DHVシリーズ)」

「断熱粘着テープ(品番:DHV-シリーズ)」は1個から受注当日出荷します。

部分的に厚みが必要になる場合は、「断熱粘着テープ(品番:DHV-シリーズ)」を断熱材の上から巻いて厚みを増してください。

品番 厚み 全長 基準価格
DHV-5010 3mm 50mm 10m ¥910
DHV-7510 3mm 75mm 10m ¥1,350

まとめ

隠ぺいされた冷媒配管の結露によるクレームが増えてきています。この現象を未然に防ぐために設置場所の防露範囲まで断熱材の厚みを増せば解決します。しかし、これまでは液管側ガス管側とも断熱材厚み20mmの「ネオコイルKHE(国土交通省標準仕様)」しか選択肢がなく、非常に高価で指定物件以外で採用する施工業者様はいらっしゃいませんでした。

本稿でご紹介いたしました「ペアコイルKHE」なら、液管側の断熱材厚みは8mmのままで、結露トラブルを引き起こすガス管側の断熱材厚みだけを20mmにしているので防露効果に優れるうえ、コスト面もご満足いただけます。

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室橋尚哉

室橋尚哉

1989年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。分類は空調換気を担当。1963年生まれ。
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