転倒モーメントが大きくなりがちな貯湯タンクに使いたいMUアンカー

皆さん、エコキュートなどの貯湯タンクを固定するアンカーには何を選定していますか?重心位置が高くて重量のある貯湯タンクを長期にわたり安定させるために、マンションデベロッパーによってはケミカルアンカーの使用を義務付けています。今回は、固着力が長期にわたり安定するケミカルアンカーをご紹介します。

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固着力が長期にわたり安定するケミカルアンカー

カプセル型MUアンカー 接着剤との化学反応でボルトを固着します

ケミカルアンカーとは、カプセル型の容器に詰めた接着剤の化学反応を利用して土台にボルトを固定する原理のアンカーです。接着剤の化学反応を用いることから接着系アンカーとも呼ばれます。

施工方法は非常にカンタン

施工方法は非常に簡単です。

  1. 墨出しした位置をハンマードリルで穿孔
  2. 下孔をダストポンプハンディクリーナーで清掃
  3. MUアンカーを挿入してから機器を固定するボルトを挿入
  4. ハンマーで打ち込んでから養生

養生時間は下表を参考にして下さい。最大強度の80%程度までの時間です。なお、養生時間の設定は、外気、鉄筋、コンクリート、カプセルの内、最も低い温度を参考にしてください。

温 度(℃) -5 0 5 10 15 20 25 30
硬化時間(分) 360 180 120 70 45 30 25 20

カプセル型MUアンカーの3大メリット

約4倍の引張荷重(kN)

下表の通りカプセル型MUアンカーの引張荷重は、同等のオールアンカーに対して約4倍もの差があります。

品番 呼び径 全長 ドリル径 引張荷重(kN)
MU-8 M8 70 9.5 27.4
C-870 8.5 6.5

汎用性が高いボルト形状

全ねじタイプと異径棒鋼のいずれであっても、寸切りと両面カットであれば固定できる汎用性を有しています。べストパーツOnlineでは両面カットのケミカルボルトを販売していますので是非ご覧ください。ちなみに両面カットの方が、寸切りよりも攪拌能力が高くMUアンカーと合わせて使用するのに適しています。

固着力の経時変化がほとんどない

カプセル内の主成分は、高強度で耐薬品性、速硬化性、低温硬化性に強みを持つエポキシアクリレート樹脂を採用しています。この成分の特性は耐アルカリ性に優れる点。[JIS K 6919]に基づく耐アルカリ性試験において最高位の耐薬品性にランクされている超耐食性樹脂なのです。

この特性から、MUアンカーはコンクリートアルカリに殆ど浸食されることがなく、長期において高強度で安定したアンカー性能が得られると言えます。

当日出荷のMUアンカーサイズ

ベストパーツOnlineでは以下のサイズを当日出荷しています。

品番 外径 全長 ドリル径 引張荷重(kN) 入数 納期
MU-8 8.0 70 9.5 27.4 5 当日出荷
MU-10 10.5 90 12・12.5 44.1 20 当日出荷
MU-12 13.0 110 15・16 54.8 20 当日出荷

まとめ

重心位置が高くて重量のあるエコキュート等の貯湯タンクを長期にわたり安定して固定させるためにケミカルアンカーをオススメいたします。特にMUアンカーは、耐薬品性に優るエポキシアクリレート樹脂を採用しているためコンクリートアルカリに殆ど浸食されることがなく、長期において高強度で安定したアンカー性能が得られると言えます。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれで、2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具を担当しています。
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