CD管とPF管。どちらの電線管を使えばいいでしょうか?

可とう電線管には「CD管」「PF管」の2種類がありますが、コストを抑えたいからという理由で「CD管」を使用していませんか?設備部品のコストの違いは、耐久性の違いであることが多いですから、違いを知り上手に使い分けることが必要です。今回は、そんな2種類の可とう電線管についてご説明していきたいと思います。

PFS管

そもそも電線管の役割とは?

電線管とはその名の通り、電線を保護する目的で使用される樹脂、または金属のパイプです。屋内外、土中、隠蔽部など様々な箇所で使用されることから、それぞれの環境に合った電線管があります。ベストパーツOnlineではストレートな配管を美しく仕上げられる「VE管」、コンクリート埋設専用の「CD管」、屋外で使用できる可とう性のある「PF管」の3種類を取り扱いしております。

耐候性と自己消化性に違いがある

耐候性がない為、基本的にコンクリート埋設専用のCD管

「CD管」は耐候性がない合成樹脂可とう電線管のことを言います。また、自己消化性がないため基本的にコンクリート埋設専用ということが「CD管」の特徴です。コンクリート埋設専用ということが分かりやすいように各メーカーで色はオレンジに統一されています。なお、ベストパーツOnlineでは「暖房用架橋ポリエチレン管」と電線を保護する部材として「アイボリーのCD管」を取り扱っていますが、もちろん、これも露出配管は厳禁です。ただ、ややこしいことに、埋設で使用しなければならないのは電線管として使用する場合のみであり、ケーブル類の保護管として使う分には露出配管をしても構いません。電線とケーブルの見分け方については、後ほど説明させて頂きます。

CD管はコンクリート埋設専用の可とう電線管と覚えておいた方が無難ですね。

「CD管 ミラフレキCD コンクリート埋設専用」は翌々日出荷です!

品番 内径 外径 全長 基準価格
MFCD-14 φ14 φ19 50m ¥3,870
MFCD-16 φ16 φ21 ¥2,230
MFCD-22 φ22 φ27.5 ¥2,750
MFCD-28 φ28 φ34 ¥2,430

「PF管 露出・埋設・隠蔽配管に使用可能」は当日出荷です!

品番 内径 外径 全長 基準価格
MFS-14 φ14 φ21.5 50m ¥5,150
MFS-16 φ16 φ23 ¥5,110
MFS-22 φ22 φ30.5 ¥7,100
MFS-28 φ28 φ36.5 ¥5,440
MFS-36 φ36 φ45.5 ¥10,870

耐候性が付与されているPF管は露出配管に最適

PF管は耐候性が付与されているため、露出配管も隠蔽配管にも使用可能なうえ自己消化性もある可とう電線管のことを言います。ただし、自己消化性であり不燃ではありません。さらにPF管には、「単層構造のPFS」「複層構造のPFD」の2種類があります。たとえば、太陽光発電の引込など、長時間直射日光が当たるような場所では「複層構造のPFD」と言われる高耐候2層管をオススメします。

以下の記事にPFDタイプの詳細を記載していますので参考にして下さい↓↓

「東や南向きの太陽光発電や防犯カメラ設備に最適なPF管を見つけましょう」

PF管は、耐候性が付与されているうえ様々なカラーがあるため、露出配管に最適な可とう電線管です。

PFDと言われる「高耐候2層管(品番:MF-16K)」は当日出荷です!

品番 内径 外径 全長 基準価格
MF-16K φ16 φ23 50m ¥8,250
MF-22K φ22 φ30.5 ¥12,380
MF-28K φ28 φ36.5 ¥9,900
MF-36K φ36 φ45.5 ¥11,250

電線管の施設場所についておさらい

施工場所 電力線 情報線
絶縁電線 ケーブル LAN・TV・電話線
PF管 CD管 PF管 CD管 PF管 CD管
コンクリート埋設
屋内(露出・隠蔽) ×
屋外(雨線内・雨線外) ×

表から「PF管」はあらゆる場面で活躍することが分かりますね。一方で「CD管」はコンクリート埋設には安価で最適ですが、露出配管には好ましくありません。屋内・屋外でもケーブルの保護管として使用する分には法規的な問題はありませんが、露出配管や隠蔽配管には難燃性が求められます。「CD管」には難燃性がありませんので、ケーブルの保護管として使用する場合も「PF管」を使用することが望ましいでしょう。

電線とケーブルの見分け方

「CD管」は、ケーブル類の保護管として使用する場合に限りを露出配管でも問題ないと説明しましたが、電線とケーブルって何が違うのでしょうか?

厳密にいうと、電線はケーブルの一種になります。電線は一般的に、導体が絶縁体である保護被覆に覆われているものを言います。写真で言うと赤、白、黒の部分が「電線」です。

電源用(VVF/VA)ケーブル VA-203

それに対しケーブルは、銅に絶縁性の被覆をし、さらにシースと呼ばれる保護被覆をしたものになります。上の写真がケーブルです。また、LANケーブルなど、光や通信目的の線は全てケーブルと呼びます。

ややこしいですが、複数の電線をシースで被覆を施されているものがケーブルシースで覆われてない場合が電線です。

まとめ

可とう電線管は継手を使わず電線を保護できるため隠ぺい部や埋設部に敷設します。コンクリート埋設配管は「CD管」、露出配管は「PF管」という具合に使い分けることが必要です。なぜなら、耐候性が異なるため、安価な「CD管」を露出配管に使用すると紫外線劣化で脆化してしまうからです。よって、日々枕を高くして寝られるように、お客様の住宅にあった部材選びを最優先するように心掛けましょう。

PFD管

PFS管

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。
皆さまのお困りごとを解決させて頂きます。
お気軽にご質問ください。

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