CD管とPF管。どちらの電線管を使えばいいでしょうか?

可とう電線管にはCD管とPF管の2種類がありますが、コストを抑えたいからという理由でCD管を使用していませんか?設備部品のコストの違いは、耐久性の違いであることが多いですから、違いを知り上手に使い分けることが必要です。今回は、そんな2種類の可とう電線管についてご説明していきたいと思います。ベストパーツオンラインショップ

可とう電線管とは

可とう電線管とは、その名の通り手で自在に曲げられるフレキ管のことです。

一般的な硬質ビニル電線管(VE管)でも、VE管フレキフレキシブルベンドを使って曲げ部をきれいに施工できますが、隠ぺい配管や埋設配管では継ぎ目が少ないことが重要です。

可とう電線管は美観は良くないけれど、継手を使わなくても長い距離を自在に配管できる便利で安心してせこうができる電線管なのです。

CD管

CD管とは耐候性がない合成樹脂可とう電線管のことを言います。また、自己消化性がないためコンクリート埋設専用ということがCD管の特徴です。色はオレンジが一般的です。

なお、ベストパーツでは暖房用架橋ポリエチレン管と電線を保護する部材としてアイボリーのCD管を取り扱っていますが、もちろん、これも露出配管は厳禁です。

ただ、ややこしいことに、埋設で使用しなければならないのは電線管として使用する場合のみであり、ケーブル類の保護管として使う分には露出配管をしても構いません。電線とケーブルの見分け方については、後ほど説明させて頂きます。

CD管はコンクリート埋設専用の可とう電線管と覚えておいた方が無難です。

PF管

PF管とは耐候性が付与されているため、露出配管も隠ぺい配管にも使用可能なうえ自己消化性もある可とう電線管のことを言います。ただし、自己消化性であり不燃ではありません。

さらにPE管には、単相構造のPFS複層構造のPFDの2種類があります。たとえば、太陽光発電の引込など、長時間直射日光が当たるような場所ではPFDをオススメします。

PF管は、耐候性が付与されているうえ様々なカラーがあるため、露出配管に最適な可とう電線管です。

PF管(高耐候2層管) MF-16K

電線とケーブルの見分け方

CD管は、ケーブル類の保護管として使用する場合に限りを露出配管でも問題ないと説明しましたが、電線とケーブルって何が違うのでしょうか?

厳密にいうと、電線はケーブルの一種になります。電線は一般的に、導体が絶縁体である保護被覆に覆われているものを言います。写真で言うと赤、白、黒の部分が電線です。

電源用(VVF/VA)ケーブル VA-203

それに対しケーブルは、銅に絶縁性の被覆をし、さらにシースと呼ばれる保護被覆をしたものになります。上の写真がケーブルです。

また、LANケーブルなど、光や通信目的の線は全てケーブルと呼びます。

ややこしいですが、複数の電線をシースで被覆を施されているものがケーブル、シースで覆われてない場合が電線です。

まとめ

可とう電線管は継手を使わず電線を保護できるため隠ぺい部や埋設部に敷設します。コンクリート埋設配管はCD管、露出配管はPF管という具合に使い分けることが必要です。

なぜなら、耐候性が異なるため、安価なCD管を露出配管に使用すると紫外線劣化でCD管が脆化してしまうからです。

よって、日々枕を高くして寝られるように、お客様の住宅にあった部材選びを最優先するように心掛けましょう

追い焚き配管部材一覧

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれで、2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具を担当しています。
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