配管のガス漏れはこれでOK!箇所ごとの最適な補修部材で迅速に対処しよう!

ガス配管からのガスの漏洩が疑われる場合、「可燃性ガス探知器」ガス漏れ検知液などで、その箇所を特定します。その後はできる限り迅速に該当箇所の補修を行う必要があり、その箇所の状況により適切な補修部材は変わります。本稿では、状況別にそれぞれ適したガス漏れ補修部材をご紹介します。

床下?配管途中?接合部?場所で異なる補修方法

床下や壁の中が疑わしい場合は接合部のねじを疑い「内管スプレー(品番:OZ-350)」を用いるのが最適です。漏洩部が配管途中であれば「ヘルメスティール(品番:QS-2)」をお使いいただき、配管途中はもちろんねじ接合部も原因だった場合は「配管補修剤LLFAテープ(品番:R1-5-8AJP)」で補修してください。

床下や壁の中が疑わしい現場は「内管スプレー」でねじ接合部を補修する

「内管スプレー(品番:OZ-350)」、メーターを取り外して噴射ガス排出用のチューブを取り付けて頂いた後に、ガス栓側からスプレーを3秒間噴射するだけで配管補修ができます。LPガスと都市ガスのどちらにでも使用できます。ただし、シール範囲は2m以内で口径は32Aまでに限られます。

「内管スプレー(品番:OZ-350)」は、ゲージ降下量0.2kPa以下/2分以下まで修繕可能です。1本から当日出荷可能です。

品番 材質 容量
OZ-350 アクリル系樹脂 350ml

配管の漏れ箇所を外側から補修する「ヘルメスティール(品番:QS-2)」

「ヘルメスティール(品番:QS-2)」は、配管材の割れやピンホールなど、ねじ部以外の配管途中からガス漏れが起きている場合に補修することができる、耐ガス性試験検査済みの部材です。約15分で鋼鉄のように固まる金属強化エポキシパテで水漏れしている配管にも使用できるので、ガス管以外にも銅管・ステン管・塩ビ管・陶器・FRP・ガラス等にも使用可能です。

「ヘルメスティール(品番:QS-2)」1本から当日出荷可能です。

上図のように配管の補修部分をワイヤーブラシ等で面粗し洗浄した後に、こねたヘルメスティールを埋め込むと、15分程度で表面の硬化が始まり、1時間程度で完全に硬化し補修が完了します。飲料水配管にも使用できます。注意として取材と硬化剤の2液混合型なので、色むらが無くなるまで練り合わせてください。混ぜむらがあると硬化しない事がありますのでご注意ください。

品番 耐圧 耐熱(連続使用) 容量
QS-2 30kg/㎡ 260℃ 56g

ねじ部・配管を問わず補修できる「配管補修剤LLFAテープ」

漏れ箇所がねじ接合部か配管の途中かを問わず、巻き付けるだけ補修できる「配管補修剤LLFAテープ(品番:R1-5-8AJP)」です。内管スプレーやヘルメスティールに比べると部材費はかかりますが、補修箇所に巻き付けるだけのカンタン施工なうえに、使用期限もなく、ガス以外にも水やエア、蒸気配管の補修にも使用できる多用途な補修テープです。「LLFAスムース(パテ)(品番:R1-5-8C-SJP)」は腐食配管の凹凸や継手部溶接部の段差作業修正がカンタンにでき、「配管補修剤LLFAテープ(品番:LLFA)」の使用量を削減できます。自己融着タイプで、重ね巻きした部分は融着して完全に一体化するので高い漏れ防止効果が期待できます。もしもの時のために1巻持っておきたい逸品です。

あらゆる流体に使用可能な「配管補修剤LLFAテープ(品番:LLFA)」1個から当日出荷可能です。

品番 長さ 厚み
R1-5-8AJP 25.4mm 10.91m 1.0mm
R1-5-8C-SJP 20mm 600mm 8mm

 

LLFA取扱説明書引用

まとめ

「可燃性ガス探知器」ガス漏れ検知液などで漏洩箇所を特定した後に使用するガス漏れ補修部材は、箇所別に適切な補修部材を使い分けるのがポイントです。なお、ご紹介いたしました補修方法はあくまで応急的処置なので、現場状況やガス漏れのケースに応じて配管更新を行う事をオススメします。

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