つまみアダプタを紹介します。

スムーズなガス栓検査で施工効率アップ!職人の負担を減らす『つまみアダプタ』

給湯器の交換工事で、既存のガス栓をそのまま利用する場面は少なくありません。しかし、長年使われていなかったガス栓は固着して回しにくく、交換後の重要な工程である気密検査で思わぬ手間を取られることも。今回は、そんな現場の悩みを解消し、作業効率を大幅に向上させる『つまみアダプタ』をご紹介します。

給湯器交換工事で直面する「ガス栓の壁」

給湯器の交換は、配管を接続し直す必要があるため、工事後にはガス漏れがないかを必ず確認しなければなりません。ところが、既存のガス栓を再利用する場合、経年劣化によりつまみが固着していることがあります。力任せに回そうとすると、指を痛めたり、ガス栓そのものを破損させてしまうリスクも伴います。検査するガス栓が1個ならなんとかなりますが、昔の市営住宅のようなガス栓が複数付いている現場を何部屋も検査するとなるとガス栓の開閉だけで無駄に時間を浪費してしまいます。

つまみアダプタが検査作業を変える2つのメリット

固着して回しにくいガス栓の悩みを解決するのが藤井合金製作所の『つまみアダプタ』です。このアダプタを装着することで、作業効率と安全性が飛躍的に向上します。既存のガス栓のつまみにはめ込むだけで装着でき、持ち上げれば外すことができるので工具は一切不要です。

『つまみアダプタ』とそれをヒューズガス栓にはめ込んだ写真

同社のヒューズガス栓にはぴったりはめ込めます。ただし、二口のガス栓には1つずつしか使用できません。

商品コード 適合 販売単位
BB216AA 藤井合金製作所製ヒューズガス栓 1個

作業効率の向上と施工時間の短縮

『つまみアダプタ』は、既存のガス栓のつまみに装着することで、つまむ部分を直径43mm(約75%アップ)にすることができます。詳細な計算は省略しますが、これによってつまみの回転に必要な力は約40%軽減することになります。つまり、握力が弱い方でも回しやすくなるのはもちろん、固着したガス栓でも力を入れやすくスムーズに開閉できるようになります。

無理な力をかけず、安全・安心な作業を実現

固着したガス栓を無理に回そうとすると、手や指を痛めるだけでなく、ガス栓本体や配管に不要な負荷をかけてしまう可能性があります。最悪の場合、部品の破損につながり、さらなる修繕が必要になる事態も考えられます。『つまみアダプタ』を使用すれば、余計な力を込める必要がなくなるため、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。

注意点は藤井合金製作所製のヒューズガス栓にしか使用できないこと

この『つまみアダプタ』の注意点は、「藤井合金製作所」の「ヒューズガス栓」にしか対応していないということです。他社製品や可とう管ガス栓などには使用できませんのでご注意ください。現場のガス栓が藤井合金製作所製であるかをご確認いただく必要があります。

BB216AAが適合しない写真

「光陽産業G013Z-12P」、「伊藤鉄工GPL-6FO」、「高橋産業UTIC-102H」にはサイズが合いません。

まとめ

給湯器交換工事におけるガス栓の気密検査は、安全のためにも確実に行うべき作業です。『つまみアダプタ』は、固着したガス栓の悩みを解決し、施工時間を短縮するだけでなく、作業者の負担軽減と安全性の向上にも貢献します。日々の業務効率を向上させ、より質の高い工事を目指す施工業者様にとって、この小さなアダプタは強力な味方となるはずです。

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