業界初のワンタッチフレームにキャクも仮組している「C-NG」シリーズを徹底解説

エアコン室外機を様々な場所へ据え付け可能にした「クーラーキャッチャー」。据え付け架台の先駆者として、平地から屋根まであらゆる場所へ室外機を固定できるようラインナップが取り揃えられています。似たような架台は他社にもあると言われればそれまでですが、実はそこには施工業者様にうれしいアイデアがたくさん詰まっています。本稿では、業界初のワンタッチフレームを採用している平地用架台「C-NG」シリーズを徹底解説します。

PFD管

広げるだけで完成する完全ワンタッチ

日晴金属製「クーラーキャッチャー」の平地用架台「C-NG」シリーズは、出荷時にフレームとキャクまで仮組されているワンタッチフレームを採用しているので施工性が抜群。他社でもフレームが仮組されているものはありますが、キャクまで仮組しているメーカーは日晴金属をおいて他にありません!

図1:梱包から開封後の姿。ベース部以外は仮組されている状態でお手元に届きます。

図2:ワンタッチ施工で、高さ調節しボルトを本締めするだけで架台が出来上がります。

プラス頭仕様だから電動ドライバーでカンタン締付

梱包から取り出して広げたら、高さ調節と水平を取ったうえでボルトの本締めを行いますが、ここにも施工業者様にうれしい仕様が隠されています。なんと固定する六角ボルトは頭がプラスねじ仕様になっているので、電動ドライバーで締め込むことが可能です。細かいところですが、たくさんの現場をこなす施工業者様にとってはうれしい仕様です。

図3:六角ボルトの頭はプラスねじ仕様なので、電動ドライバーで締め込むことが可能です。

ベース部も押し込むだけではまるワンタッチ仕様

ベース部も位置合わせをしてから上から押し込むだけのワンタッチ仕様となっています。ボルト締めの箇所を最小限に抑えた仕様ですから施工時間をとことん短縮できるのです。

図4:ベース部を位置合わせをしたら、金具を押し込むだけのワンタッチ固定です。

ワンタッチフレームは粉体塗装品のみ

カンタン施工が魅力のワンタッチフレームですが、製造の都合上、粉体塗装品に限られた施工方法となります。ワンタッチフレーム仕様にする上で、フレーム部を4ケ所リベット固定していますが、溶融亜鉛メッキ仕上げですとリベット部が固着してしまい後から広げにくくなることが原因のようです。

とはいえ、溶融亜鉛メッキ仕上げであっても現場に応じて2つの施工方法を用意していますので、また別の記事でご説明いたします。

図5:画面中央がリベット部。フレームをリベット固定することでワンタッチフレームを実現しています。

アシ部は高さ方向と内外方向に調節が可能

アシ部はボルト固定部が長穴になっておりますので、15㎜の範囲であれば勾配をとることができます。さらにアンカーボルトが打ちやすい位置に合わせて、アシの向きを内・外の両方向から選択することが可能です。もちろん、どちらの向きで固定しても強度は変わりありません。アンカー穴はφ11です。

図6:多少の勾配がある現場でも、ボルト位置を調節することで水平をとることができます。

ワンタッチ仕様のラインナップ

「平地置用架台」は1台から当日出荷です!

品 番 室外機取付幅 室外機取付奥行 D W H 基準価格
C-NG-S 300~650 140~320 374 770 118~318 ¥4,550
C-NG 300~700 160~340 394 814 118~318 ¥4,550
C-NG-L 400~800 200~380 434 914 118~318 ¥5,400

まとめ

日晴金属製の「C-NG」シリーズは、出荷時にフレームとキャクまで仮組されているワンタッチフレームを採用しているので施工性が抜群。ベース部も位置を決めて押し込むだけのワンタッチ取付ですからボルト締め箇所が極端に削減できます。更に、六角ボルトの頭はプラスねじ仕様になっているので、電動ドライバーで締め込めるのも便利です。施工時間をとことん短縮するなら「C-NG」シリーズではないでしょうか。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。
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